がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

物騒な世界観

ふっと思ったことなのですが。
私にとっては割合に既知だったり日常だったりするのですが、例えば「CGIやるのに現在お勧めの言語はない」とか「あちこちでセキュリティホールにまつわる事件が頻発」とか。
正直言ってしまえば、問題とトラブルだらけでほころびまくってるところを綱渡り、ってのが私の認識しているIT業界の日常なのですが。まぁ「綱が渡れる」のもまたスキルの一つですし。
ただ、特にいわゆるSIer屋さんとかシステムマネージャさんとか営業さんとか、ぶっちゃけ「もう一つ技術が疎い人」に話をすると、概ね同様の感情推移がみれます。
「驚愕:ホールの巨大さに驚く」->「興味:面白がる」->「嫌悪:面倒になる」
で、後半になると概ね「もういいよ。だって別に動いてるんだろ?」で片付けてしまい、最終的にそれはそれはベリーアンセキュアな状態になだれ込みます。


って現象をふと考えて思ったのですが。きっと彼らにとっての世界は「安定して安全な」ものなのかなぁ、と。
私にとっては、世界は不安定で危険に満ちた、まるでどこぞのクトゥルー神話の如きものなのですが :-P


どっちがいいのかはわからないのですが。…気づいちゃうと、怖くて目なんかつぶれないと思うんですが。もちろん「費用対効果を考えて"認識しぃつつとりあえず踏む"」のはありありなんですがね(よくやりますし)。
そう考えると「気づかないほうが気楽なんだろうなぁ」とか「彼らと比較して、自分は随分と物騒な世界観を所持してるんだなぁ」とか思うです。
ま、アイデアロールは失敗したほうが安全ってことですかね :-P