gallu’s blog

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

ぢゃんくな話

「おいしいハンバーガーのこわい話」っていう書籍があるです。

おいしいハンバーガーのこわい話

おいしいハンバーガーのこわい話

キッチンで働く人は、工場の組み立てラインで働く行員みたいに、単純な作業を一日中繰り返すのだ。
-中略-
腕のいいコックはもはや必要なかった。ここで働く人間は、たくさんの作業を覚えなくていい。覚えるのは、ひとつだけ。こういう仕事なら、人を雇ったりクビにしたりしやすいし、払う給料も少なくてすむ。

ふたりがのちに出した広告では、店の経営者にとって都合のいい点がこんなふうに説明されている。

ファストフード業界では、長く働き続けて賃金が上がった少数の腕のいい従業員より、低い賃金でも喜んで働く未熟なパートタイムの従業員をもとめている。

働く時間が長く、賃金は低く、医療保険もなく、きびしい規則につねに従わなくてはならない、というわけで、ファストフードの仕事の評判はよくない。その証拠に、内容がつまらなくて、賃金が低くて、手に職が就かない仕事は“マックジョブ”と呼ばれている。

ほかにも色々と山盛りてんこ盛りに書かれているのですが。
………おかしいなぁファストフード業界になんて勤めていないはずなのに、なぜかしら、とても嫌な親近感というか嫌悪感を感じる。
定型化して素人にマニュアル通りに物事をやらせれば、彼らのいろいろなモノと引き替えに、経営者はうはうはのウマウマで濡れ手に粟な感じになるはずなのに。
「氷とクリームとイチゴ、砂糖にバニラ少々」で作るよりも「乳脂肪+脱脂乳、砂糖、スイートホエイ、高果糖コーンシロップ、グアルゴム、モノジグリセリド、セルロースガム、リン酸ナトリウム、カラギーナン、クエン酸、食用赤色40号に加えて、何十種類もの化学物質で合成された人工苺香料」で作る方が安上がりなはずなのに。…中身を知らなければね(でもどうせ中身なんて誰も見ないし興味も持たないでしょ?)


多分そこに残るのは。使い捨てにされたもう動かない人形達と、イナゴの大群によって食い尽くされ荒されきった不毛の土地、なんだろうなぁと。


知らない事見ない事ってのは、思った以上に怖くて、思った以上に破壊力があるのかなぁとふと思ってしまったので、雑記。