がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

真似びかたと問い方を学ぶ

学ぶとは真似ぶで、学問とは「問い方を学ぶ」ものなんだとか。
…どこで聞きかじったかは忘れましたが。


守破離でも書きましたが、まずは「守る」こと。相手の一挙一動にいたるまで、一通り「守ってみる」。
最近は、守りもせずにまず「逆らってみる」ケースをよく見るんだけど。…うんやるなとは言わないけど、まずは「真似て」みてもいいんじゃないかなぁ?って思う。破は守の「次」にくるものであって、一番目にくるものではないんだよ?
ただし。「真似た上で“なぜこうやるのかを深いところまで質問する”」のは、OKというよりもどっちかってぇとMust。ここで説明を省くのは、教える側の怠慢だと思う。


リアルしかりヴァーチャルしかり。学ぶのが下手そうな子はえてして「問い方」を知らない。「問い方を知らないこと」を知らない。というか「問い方がある」ことすら知らない。
見当違いな問い方をして周囲から突っ込まれてキレて。
あらかじめ自分の中に用意してある「答え」と同じものではない回答が帰ってきたことに腹を立ててキレて。
相手の答えの「一部だけを」「曲解して」攻撃的な質問をして。
問い方って。問うって。そういうものではないんじゃないかなぁ? と。
初心*1になって「相手の真意を問う」のが、そこから「真似ぶ」のが、問いの本質なのではないのかなぁと。


地頭とかなんとかいう発想は基本的に嫌いなんだけど。
学び方問い方を知るということは、どんなジャンルの人にとってもとても大切なことなのではないのかなぁ? と。
そんなこんなをつらつらっと思ってみたりみなかったり。

*1:禅のほうの初心ね。過去のBlogに書いてあるから探してみてちょ