それなりに、一流とかそれに近いシェフを何人も知ってますし、会話させていただいただけならもっともっと知ってますが。
レシピ本を読んだだけで。
まともに天ぷらを揚げたり。まともに寿司を握ったり。まともに刺身を引いたり。まともにオムレツを焼けるようになったり。まともに出汁をひけるようになったり。
出来るようになった職人さんがいるなどと、耳にした事など一度たりとてないのですが。
皆さん、それなりに厳しい修行を、お師さんのところで積んでいるのですが。間違っても「独学で本を読めば出来る」なんてものではないようなのですが。
っつか。どの「プロの業種」に行っても。座学だけで、しかも独学だけで学びうるなんて職業はないと思うのですが。
教わり教え学び育てるってのは、どの業種にいっても非常に大切にされていると思うのですが。
「独習すればよい」という台詞を、このITの業界では妙に山盛りに耳にするのは何故なんでしょうか？
教育という単語を育てるという単語を教わるという単語を、いっそ愉快なほどに耳にしない気がするのは気のせいなんでしょうか？
なんだかなぁとか思う今日この頃です。
