がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

車輪の再発明はしていない。タイヤを開発してるだけだ。

んと。「車輪の再発明をしちゃいけない」ってのは。多分「新しくソースコードを書くな」ではなくて「広く受け入れられ確立した技術や解決法を無視するな」なのではないかなぁ、と、そういうお話し。


つまり、「車輪の再発名」ってのは概ね設計レイヤーとかそのあたりのお話しであって(「思いて学ばざれば殆うし」ともいいますし)。そのあたりはちゃんと学ばないといかんと思うですよ。例えば「アルゴリズム」とか「データの持ち方」とか、そのあたりはおそらく「学んだ」ほうがよっぽど確実。応用やひねりをきかせる可能性はあるにせよ。


でもね。とりあえず実装系が存在しているからって「無考察かつ無思慮にそれを使う」ってのもそれはそれで如何なものかと。タイヤだって色々種類あるでしょ? …ってググってみたら…うわぁ予想を超えて種類がある(苦笑
「ラジアル(斜め)構造」とか「バイアス(放射状)構造」とかリブとかラグとかリブラグとかブロックとかスペースセイバータイヤとかスリックタイヤとかランフラットタイヤとか…あぁわからんw
これらはつまり「用途によって色々と開発をしているもの」。万人受けが存在し得ない以上、最低限「自分の要求に合った実装系」を選ぶか、もし自分の要求を満たす実装系がなければ「作り直す」のは、ある意味当然じゃないかなぁ、と。
それに。そも本当に「車輪が必要なのか適切なのか」もわからないし。「学びて思わざれば罔し」っていうでしょ? 学ぶのも知るのも大切だけど。その後はきちんと「思」わなきゃ。


無思慮に「全部自分で作る」のはもちろん危険な行為かもしれないのだけれど。同じくらい、無思慮に「他人の提供物を唯々諾々と使う」のもまた、どうかと思うんですがどんなもんですかね?
っつかせめて。他人の作成物使うなら「ちゃんと相応に検証した上で」使いません? 自分たちが必要な「要求」をちゃんとList Upした上で。


もっとも。「検証した結果使い物にならない事が判明したんだけど自力で開発するにはボリュームが…」とかいう厄介な葛藤を招く結果になっても責任は取れませんが B-p