gallu’s blog

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

…感覚が違う…んだろうなぁ……

元ネタ。
■[work] 誰でも年収1,000万円稼げる仕事術 誰でも年収1,000万円稼げる仕事術
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081105#p1

■[work] 年収1億稼げる(かも知れない)仕事術
http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20081106#p1


なんていうんだろう…根本的に見ている角度とか発想とか視点とかが総ざらい違うんだろうなぁ、というのが正直な雑感なのですが。

私の提唱する「誰でも年収1,000万円稼げる仕事術」は実に簡単だ。


毎日15時間、パソコンの前で働けばいいのだ。
行儀は悪いが、ご飯も頬張りながらパソコンで仕事に励もう。
テレビは見たければ横でつけておいてもいい。


これにより、15時間×30日 = 450時間働くことが出来る。8×月20日=160時間の3倍近い数字だ。つまり、月160時間働いて月給30万円のエンジニアならば、450時間働けば、月に84万3750円になり、年収で1012万5千円になる。このように簡単に年収1000万が達成できる。

個人的には。そも「時給で収益を考えている」時点でアウト。
PCの前にどれだけ座って椅子を暖めても。よしんば「どれだけか素晴らしいプログラム」を書いたとしても。それ自体だけでは、何らお金を産まない。
無論、ものを作ると言う事はとても大切なのですが。それは両輪のうちの片側でしかないと思うです。


で…「…なんていう、数値で仮想化された机上の空論を考えちゃ駄目だよ」と展開するのかと思いきやそのまま終了しているあたりで…違和感全開。


次に。

つまり、(ワーストケースでも)2倍の3倍で、少なくとも人の6倍の仕事量がこなせます。平均的なエンジニアへの支払いが40万だとしたら、その6倍で月に240万円相当の仕事をこなせます。

微妙(賛否両方の意見が心の中に湧き出でているので省略)。

「私が一人でプログラムを書く時は上司に進捗を報告する必要もなければ、部下の進捗を尋ねることもありません。また同僚と共同作業をすることもありません。同僚にプログラムの構造を説明することもありません。


エンジニアが二人以上で作業する場合、同僚にこんなプログラムを書いてくれと伝えるのにとてもロスが発生します。平均すれば2割ぐらいのロスがあるでしょう。二人は1.6人分しか働けません。


10人のチームではそこに加えて進捗報告の時間やグループミーティングの時間が発生しますし、各自がそれぞれ等しく新しいテクノロジーを学ばなければならないため、学習コストが10倍になります。しかも途中でプロジェクトから抜ける人の引き継ぎをしたり、設計が破綻していて完成しないリスクだってあります。


つまり、収穫逓減があり、人数が増えてくるとロス率も上がります。10人ぐらいの平均的なプロジェクトでは4割程度のロスが出るのが普通です。すなわち、10人居ても6人分しか働けていません。これでは私の作業スピード(6倍)と同じです。


しかも各自の書くコードにはムラがあるので能力のない人のコードを書き直したり、複数人で作業しているので一貫性のないコードになっていて保守が大変だったりすることが往々にしてあります。


私に任せていただければ


・設計が破綻するリスクがありません。
・一貫性のないコードになるリスクがありません。
・途中でプロジェクトメンバーが抜けて暗礁に乗り上げるリスクがありません。
・本を数冊書いた程度には文章を書き慣れており、不明瞭なドキュメンテーションになることがありません。


それゆえ私一人で10人の精鋭チームに相当する戦力となるのです。」

えと…とりあえず連想した単語としては。
集合知」とか「スケールアップの限界とスケールアウトにシフトした理由」とか「スパーコンピュータからクラウドに流れつつある理由」とか。

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア

なんて書籍も思い出しました。


んで。
これが「学生さんが書いているBlog」とかであるならまだ「うんうん」とか思うのですが。
会社の経営とか、取締役とかCTOとか…って単語がプロフィールに並んでいるのを見ると…「世界観が違うんだろうなぁ」とか感じるわけです。


経営が「最重要」だとは思わないのですが。
それでも、どうしても「経営的視点」は。つまり「買い手がいて、値段を付けてくれるから買ってくれるから収益がある」というのは、おいちゃんの大前提なので。
どうしても「時給日給月給」は…理解が難しいです orz