うちらの職分である「IT業」というのは。
比率の差はあれど、全てのレイヤーにおいて*1「サービス業」の側面があると思ってるです。
ちなみに。
サービス
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9
サービス(英: service)は、経済用語において、売り買いした後にモノが残らず、効用や満足などを提供する、形のない財のことである。
なので。
その観点において「サービス業の粋の一つ」である、ホテル業の「サービスにまつわるお話し」というのは、非常に興味深いものがあります。
で、そのなかでよく「ホスピタリティ」というものが言及されておりまして。
このあたりは…おいちゃん的には例えば
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などを興味深く読ませていただいたのですが。
が。
ここに一つ、大きくて深くて深淵な落とし穴があります。
えと…おいちゃんの理想の一つとして、もちろん「リッツカールトンのようなサービス」というのは、念頭にあるのですが(いやまぢで、書籍で読む限りでは凄いです。一度、ちゃんと宿泊をして体感してみたいと心の底から思います)。
「同じ宿泊施設」であるとしても。
例えば、東急ホテルをググってみると「\8,900」というお値段が出てきました。
カプセルホテルに至っては三千円台前半とかナチュラルに出てきます。
一方でリッツは… http://www.ritz-carlton.co.jp/accommodation/price.html こちらをどんぞ。
高いクオリティには、やはり相応のお値段がするわけで。
ここで「カプセルホテルの料金でリッツカールトンのサービスを要求」なんてのは、当然ながら通らないわけですね。
…そこから何かを類推するかしないかは、あなたの自由です B-p
そうそう。
http://www.ritz-carlton.co.jp/accommodation/premiumservice.html
にあるのですが。
・ サービスを申し込まれてから24時間\1,995でお好きなだけご利用いただけます。
有料です。
…ここで思ったのは。
「普通無料ぢゃね?」ではなくて「………多分、真っ当な技術者をちゃんとやとって、隙のないクオリティを構築してるんだろうなぁ」です。
こういうものを見るたび聞くたび読むたび考えるたびに思うのですが。
おいちゃん的には、ハイクォリティなものを目指していきたいものです。無論、一方にある「廉価量産型」というものもまた、非常に重要ではあるのですが。
*1:設計やらそこら辺のレイヤーから、実際のプログラミング、テスト、運用に至るまで