がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

シンプルさと簡単さと

んと。
プログラムはおしなべて「極めてシンプルであるべき」なのですが。
ただ問題は「シンプルなものを作る」のが「簡単か」と問われると、そうでもないってことです。


フルマラソンは「ただ走るだけ」です。非常にシンプルです。でも「誰にでも出来るほど簡単」では、間違ってもないです(っつかまずおいちゃんが無理)。
C言語において。メモリはmallocで確保してfreeで解放するだけ。非常にシンプルです。でも「メモリリークを起こさないように適切に解放する」のは、間違っても簡単ではないです。
オムレツは「卵を混ぜて焼く」。非常にシンプルです。でも、混ぜ方、火加減、鍋のゆすりかた&そのまえにまず鍋の育て方など。間違っても簡単じゃないですっていうか一流の人のオムレツってなんていうか天国の食いもんなんぢゃねぇかってくらいにありえねぇ感じですいやまぢでっつかなんであんなに卵の香りがして甘くてふんわりして口ん中で儚げにとろけるんですか?


システムはおしなべて「シンプルに」。これは鉄則。
でも、それは間違っても「誰にでも作れるような簡単なモノ」ではないです。
ただ…世間に出回っているのは。「シンプルなモノ」ではなくて「誰にでもできるような簡単なモノ」であることのほうが多いように見えるのは、おいちゃんの気のせいでしょうか?