gallu’s blog

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

管理はしても上には立つな

いやまぁそのまんまなのですが。
「"上"司と部"下"」とか「"上"流工程と"下"流工程」とか、ことさらに、何とか「上下を付けたがるような」名前が多いのですが、現実問題としてなにも上下はないというかむしろある意味「管理/経営側よりも現場のほうが圧倒的に上なんだよ?」というお話です。


管理とかマネジメントとか、後は経営とか人事とか営業とかってのは。
ひとつの職分としてはとても-*本*来*は*-重要なのですが、ただ、それは「現場が重要なのと同じ程度に重要」でしかないんですね。
あるいはもうちょっと現状を踏まえた上で踏みつけると「現場ほどではないけど重要」。


管理とか経営とかマネジメントとかが「重要であること」自体は、くどいようではありますが繰り返しますが、当然論を俟ちません。
現場だけだと。混乱もするし統率も乱れるしで、全体としてのパフォーマンスはたぶん徹底的に叩き落ちます。割とマジで「1/100以下」とかっていう効率になりかねません。
現場の人間が「己の能力の1/100程度しか有効に使えない」としたら、現場のほとんどの人間は確実に死に絶えますし、お商売も会社も成り立ちません。
そういう意味で、現場の人間は「管理する人間がいるからこそもてる能力を十分に発揮しうる」のは事実です。
時々いますが「営業なんて汚い仕事」「設計なんていう口先だけの仕事」とかいう現場の人は、大抵上の人の職分をまったく理解できてません。恩恵だけは受けているんですけどねぇ。慎みましょう。


で。そのあたりから「[管理者|マネージャ|経営者|営業]は不可欠なんだから俺たちのほうが偉い」っていう気風が、時々、あるいはごく稀に、わずかながらに*1散見されます。
でも。
[管理者|マネージャ|経営者|営業]だけだと。ぶっちゃけたところ、何一つ作り出せません。つまりそもそもとしての母数が0なので、効率とかなんとかいう単語以前の問題になります。


1/100と0と、どっちが大きいですか?


ひどいことを言えば*2、[管理者|マネージャ|経営者|営業]は「現場の上前をはねている」という行為の延長線上にあるわけです。
ここで「寄生虫」という単語を連想するか、それとも「常在菌」という単語を連想するかは、きっと「上に立つ人」のお仕事の仕方次第、中身次第。


「おかげさま」という言葉を以前に取り上げましたが( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20081222/p3 )。
現場がスムーズに進むのは、管理者さんが調整に尽力をつくしてくださっているおかげさま。
管理者さんが飯食えるのは、現場のみなさんががんばってくださっているおかげさま。


上とか下とかっていう単語に惑わされず、冷静に己の職分と相手の職分とを観察/分析したら。
もっとよりよい、お互いに尊敬しあえる「対等な関係」が、現場と築けるんじゃないかと思うんですが。
どんなもんなんですかね?


もちろん「己の職分を十二分に磨いた上で」ってのは言うまでもないことですがね。

*1:つまりは大抵そうだってことさね B-p

*2:でも事実