がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「出来上がっているチーム」という幻想

http://d.hatena.ne.jp/gallu/20110327/p3
の続き。マネジメント考察にむけての準備。


んと…多分「進むべき前を見据えてまっすぐに進むマネージャ」と「足元を見据えてじっくりと育てるマネージャ」っていう極があって。
…共存不可能ではないんだけど、マネージャの能力的に「キャパシティオーバー」なケースが少なからずあって。
その場合、一般的に「経営層付近に受けのよい、まっすぐ進むマネージャ」系が増える。


で…


その場合「スキル的にも人材配置的にもコミュニケーション的にも雰囲気的にも」仕上がっているチーム、が前提になる。なんでかってぇと「育てている暇も余力もない」のであれば、当然のごとく「成熟した個体+完成したチーム」がないと困るから。
で…現実問題の結果として「スキルが足りない」「なんか配置した場所で能力を発揮してくれない(よく「チームの和を乱す」とか表現される)」「必要な情報をちゃんと報告してくれない(「報告しにくい場」が形成されていることについては言及されない)」「なんか雰囲気が悪かったりやる気がなかったりモチベーションが低かったりする」という理由でメンバーを入れ替えだして。
ただ、その状況で「よいチームが出来上がる」まで入れ替えを続けるのは、果たしてどうなんだろう? とは思う。


チームもまたひとつの「システム(系)」である以上、定期的なメンテナンスが不可欠なんだ。PDCAとか言ってもよいよ?


うん、少しまとまってきた。