がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「アンテナをあちこちに張っておく」重要性

http://d.hatena.ne.jp/gallu/20120215/p1
に少し関連する話ではあるんだけど。


んと…
いわゆる「会社さん」という閉鎖空間と、「割と広く情報交換をしている The Internet(の一部)空間」との双方を見ていると、ある種面白いものに遭遇します。
ネットでは「騒がれて」「ある程度"議論を尽くした"といってもいい」ところまで話が進み、細かいブレはあるものの「大枠では合意が取れる」くらいまで進んだ情報とか事象とか問題とかが。
その事象を「ビジネスで扱っているはずの」会社さん(の中)は、まったくもって全然情報が入ってこなくて。
ネットではおおむね「叩かれるに足りるような、素晴らしく意識と技術と知識と考察の低い見解」が、ふつ〜にまかり通ってたりするです。


で、思うのですが。
「社内に、きちんと"外部情報"にアンテナをはって、ある程度まとめてからにしても社内に定期的に情報や警告を流す」人員ってのが、複数人、必要なんじゃなかろうか? と。
多分「一人」はやめておいたほうがよくて、それは「どうしても偏る」から。
その辺は「ある程度の数」でカバーして、ある程度のゆらぎがあったほうがいいと思う。


んと…
見解まで「ネットに無理やり合わせる」必要は、ないと思うですだよ(…とはいえ、ネットと異なる見解を持つんなら「ちゃんと議論して一定の議論を成り立たせることが出来る程度の」知識と検証とが不可欠ではあるんだけど)。
ただ「こういう話がネット上で問題になっている」「これに対してわが社ではどのような見解を持つか」っていう議論と考察は、特に「技術やっている会社」なら、必要不可欠、レベルで重要なんじゃなかろうか? と。


井の中の蛙 大海を知らず」にならないためにも。
ゲロゲロ。


ただまぁ…ネットの世界は「権威」とか「地位」とか「社内政治」とかが通用しないので。
その辺が色々ネックなんだろうなぁ、とは思うんですがね B-p