がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「学習と継承の流れ」のためのSECIモデル

名前をすっかりとド忘れするので。
このBlogに最もふさわしい「おいちゃんが記憶から落とすのを防ぐための」メモ書き。
検索ワード的には…多分「暗黙知形式知、教育または教える」あたりで自分はきっと検索をするはず!!


閑話休題


覚えておきたいのは「SECIモデル」っていうナレッジマネジメントの仕組み。


・「共同化」(Socialization)
・「表出化」(Externalization)
・「連結化」(Combination)
・「内面化」(Internalization)


という円環で、教え教わるものらしい。…あぁなんかすげぇよくわかる。


http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/seci.html
http://nedwlt.exblog.jp/15786516/
http://www.atmarkit.co.jp/im/carc/serial/world/30/03.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%B8%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88
あたりが面白げなURI群。
で、整理。


まず「師匠から弟子」に、共同化によって「暗黙知」が「暗黙知の状態で」伝授される。まぁすげぇ大事なところだし、多分一定レベル以上において、この部分がないと「そこから先に進まない」。


ただ「全部暗黙知」はさすがに色々と歪みやすいので、そのうち可能なモノについて「明文化」「公式化」とかやって、形式知に落とし込みます。
頭んなかで整理できる部分も沢山あるんじゃないかと。もちろん、所詮明文化したものなんで「古人の糟魄」な部分があるのを否定しないけど、それでもなお、部分的にでも「形式知」に落とし込むのって大切だと思う。


で。あちこちの(場所/時間/人)形式知を編纂することで「串刺しに見えてくる」ものなんてのもまぁ出てくると思われるわけなんですね。
あと、明文化したモノを「読む」ことで、知識を得るための「入り口」に入ることができる。これは「自分の今までの経験や知識」と「新しく読んだ知識」との連結、って見方もできると思う。


ただ結局「読んだモノは読んだもの」でしかなくて。形式知を入り口にして、かみ砕いて習熟して理解して守って破って離れて、その結果として「得た知識を、自分の中の暗黙知として受け入れる」事ができて、初めて「理解が出来た」って所に到達をするんだと思う。
ここで初めて、形式知(に付随してくる暗黙知込みで)を「自分の暗黙知」として受け入れることができるんだと思う。


うん、非常に美しい「学習と継承の流れ」だと思う。