いち。読書の技法。
読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
- 作者: 佐藤優
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2012/07/27
- メディア: 単行本
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「読み方」も当然ながら面白かったんだけど、端々に出てくる「このジャンルだったらこの本」が、結構個人的にはツボだった感じ。
読み方自体は、この書籍に書いてある手法の数歩手前、くらいまでは自力で確かにたどり着いていたので、少しショートカットしたような感じかなぁ。
いずれにしても、書籍を読むのはとても重要事項なので、この書籍は一度読んでおくと面白いと思う。
ちなみに、amazonの「星一つ」の人の書評が、これ以上ないほどずれていて、それはそれで面白いので一読の価値ありか、と。
星二つも「………はぁ」って内容でしたねぇ。
に。乱読のセレンディピティ。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: 単行本
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ん…何だろう「本ってなに? 読書ってなに?」が書いてある本、というのが、一応おいちゃんの見方かなぁ?
あまりにも面白い過ぎて、一気に読んでしまった本。
P99の「ことばの非連続の連続」とか、うんなんかめっさよく解る!
内容もものっそ面白いんだけど、その背景にある「外山滋比古」という御仁の知性の壮絶さがなんかにじみ出てるような書籍。
古人の糟粕、だとは、思う。
それは間違いなく。
でもね。
「最上級の酒粕使って作られた甘酒」が意識飛ぶくらい美味なように、これだけの極上酒を抱え込んでる人の書いた糟粕は、十分に「味わい尽くせる」余地があると思うざます。