がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

読書系2種

いち。読書の技法。



「読み方」も当然ながら面白かったんだけど、端々に出てくる「このジャンルだったらこの本」が、結構個人的にはツボだった感じ。
読み方自体は、この書籍に書いてある手法の数歩手前、くらいまでは自力で確かにたどり着いていたので、少しショートカットしたような感じかなぁ。
いずれにしても、書籍を読むのはとても重要事項なので、この書籍は一度読んでおくと面白いと思う。


ちなみに、amazonの「星一つ」の人の書評が、これ以上ないほどずれていて、それはそれで面白いので一読の価値ありか、と。
星二つも「………はぁ」って内容でしたねぇ。


に。乱読のセレンディピティ


乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ


ん…何だろう「本ってなに? 読書ってなに?」が書いてある本、というのが、一応おいちゃんの見方かなぁ?
あまりにも面白い過ぎて、一気に読んでしまった本。
P99の「ことばの非連続の連続」とか、うんなんかめっさよく解る!
内容もものっそ面白いんだけど、その背景にある「外山滋比古」という御仁の知性の壮絶さがなんかにじみ出てるような書籍。


古人の糟粕、だとは、思う。
それは間違いなく。


でもね。
「最上級の酒粕使って作られた甘酒」が意識飛ぶくらい美味なように、これだけの極上酒を抱え込んでる人の書いた糟粕は、十分に「味わい尽くせる」余地があると思うざます。