マネジメントの根っこにあるのは、多分「苦いことを適切に言い合えるコミュニケーション場」にあるんじゃないか、と、最近思ってみたり。
「相手のことに配慮して、ずけずけとものを言える、かつ、それは言いっぱなしではない、ちゃんとその先までも考えた上での」コミュニケーション。
おいちゃんはそれを「真摯なコミュニケーション」と呼んでみたい。コミュニケーションウィルにあふれた状況、かな。
コミュニケーションウィル: http://d.hatena.ne.jp/gallu/20061118/p1
多分どんだけあがいたところで、最終的に「何か問題の種や気配に最も敏感に気づく」のは、往々にして、現場です。
だから基本的には「現場が上にかける」流れが、不可欠。
そのためにも、まずは「上が、下に対して、常日頃から話しかけておく」ことが肝要。
会話がしやすい環境なら「些細な事」でも気軽に話をしてくれるでしょうし。
「会議以外では口も聞かない」ような状況であれば、よっぽどのことに気づいてもなお話をせず、問われたら「気づきませんでした」で片付けられてしまうでしょう。
で、重要なのは「耳の痛い話をちゃんと聞くこと」。耳に痛いからって怒り出したら、その瞬間から「二度とこいつには話しすんめぇ」って下の子に思われちゃいます。
次点で必要なのは「背中で語る」こと。行動で語る、って言い換えてもよいかも。
どんだけ口先で美辞麗句を並べたところで、本音は、大抵「行動に」出ます。かつ「意欲的にやっているか」「いやいややっているか」ってのは、案外に露骨に雰囲気にでます。
動いて肯定的な雰囲気を身にまとうのが、何よりも雄弁。
だから「背中で」行動指針を語ってください。
いろいろな人にとって、色々なマネジメントが、きっとあるんだろうけど。
おいちゃんがもし「マネジメント」とかいう苦手なジャンルについて何かをするのであれば、多分、このふたつが原点。
っつか、他にやり方がわからない、とも言う(苦笑