がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

一言

名言の再考

先日の「管理するな、支援せよ」。 http://d.hatena.ne.jp/gallu/20120302/p1 うんいや実際そうだと思うのですが…ということはやはり「現場を支援できるだけのスキルと知識と実力」が、管理者には不可欠なわけですよ。 「現場でやる」のと「現場を支援する」…

ポチ袋なり、風呂敷なり

モノを差し上げるにしてもお金を差し上げるにしても。 そのまんま渡すメンタリティーは、多分、日本にはあまりないと思ってます。 心付を渡すならポチ袋に入れるでしょうし、お歳暮お中元は、きちんと風呂敷につつんでもつものです。 風呂敷にしても、包み方…

「質量転化の法則」について

ん…ぶっちゃけたところ「やりゃぁいい」ってもんじゃない。 筋力とかバルクアップとかの筋トレをイメージすると楽なんだけど。「間違えたフォームで延々やったって」ロクな筋肉つきません。 きちんとフォームも考えて、ウォームアップがどうのRM(最大反復回…

設計の基本は「大地斬」

どうしても、あちこち力が入っちゃう、その力のすべてを「脱力」して。 本当に最小限かつ一直線に、ぎりぎりまでMECEな。 まるで「大地斬」のような設計が「よい」設計だと思うです。 もちろん、隙間があって 隙のない設計 http://d.hatena.ne.jp/gallu/2010…

うかつあやまりに見る 品の高低

うかつあやまりについては http://d.hatena.ne.jp/gallu/20081222/p2 あたり参照。 うかつあやまりがちゃんとできる人は、上品な人。 自分からはうかつあやまりは出来ないけど、相手からされれば「あぁこちらも足を踏んでしまってごめんなさい」といえるのが…

成功者の発言が今ひとつピンとこない一因

そのうち腰を据えて書きたいのですが、そのとき用のメモを兼ねて。 一将功なりて万骨枯る いやなんていうかまさに。 この感覚があればこそ「おかげさま」という発想が身につき。 その感覚がなければこそ、枯らした万骨を無碍にしてしまい、品性が落ちるもの…

日々これまっつぐに

きりきり亭主人 第二巻よりきりきり亭主人 第2巻 (ニチブンコミックス)作者: きくち正太出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2010/12/27メディア: コミック購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (3件) を見る 金に仕える玄人と 事に仕える玄人 巷に…

「どこまで」を上司に求めるのか?

「技術者を仕切る」立ち位置前提で。 もちろん「どこまで技術力があればいいか」について、理想は「部下の全員を5馬身くらいぶち抜くような技術力」ではあるんだけど、実際、そうそう「全方位でぶちぬく」ってのも厳しいものがあるので…って考えたときに、…

仕上がってから言われてもねぇ…

一連の「開発」周りのお話。 前提として「要求はまとまってる」と思いねぇ。 んで、例によって例のごとく「Webアプリ」。 基本的には ・テーブル設計して ・プログラム書いて ・テスト だと思われます。 おいちゃんが関与するとき、丁寧にいく場合 ・テーブ…

プログラミングにおけるPDCA、もしくはDDDD

Plan:設計 Do:実装 Check:ソースコードのチェック Act:問題点の指摘と「それがなぜ問題なのか」の説明/レクチャーと、いつ修正するかの指示 おいちゃんが着手する、割合に丁寧なパターンだと。 ・まず「日本語プログラミング」でPDCAをぶん回して ・日本…

そもそもとして…

IDE周りの話。 元ネタ群 vimやEmacsを「使いこなす」なんてやっていいのは20世紀までだろ http://togetter.com/li/130686 「vimやEmacsを「使いこなす」なんてやっていいのは20世紀までだろ」だって? http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20110506/p2 モダンな…

ユッケのニュースその他に思うこと

…みんな、もっと「まっつぐ」な仕事しようよ orz おせんさんから「まっつぐ」な心意気の意味について、たっぷりと講義を受けてみてくださいませ。 おせん(1) (イブニングKC)作者: きくち正太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/08/21メディア: コミック購…

どこで聞いたのか忘れたけど…

メモってあった、忘れたくない一言、なので、めも。 「どのアルゴリズムを使うか」という経営判断。 うん、もしかしたら、経営って「そ〜ゆ〜レイヤーにも存在する」ものなのかもしれない。 …ドラッガー先生あたりだと「成果」とかって単語を使われそうだな…

日々の積み重ねとBreakthrough

量は質に変わる。 変化はある一瞬に、かつ、割と多くの場合に「あるきっかけによって」訪れるのだけれども。 その「変化」に必要なエネルギーのほとんどは、そのきっかけ「以外」の、日々の、さまざまな積み重ねによる。 そう、そのきっかけは、時として「小…

ペルソナを近づける訓練

んと…「傍から見ると矛盾している」言動ってのは、割合にあちこちで拝見をします。 建前と本音…っていうよりは、どちらも「本音なんだろうけどなぁ」的な、でも「明らかな乖離」。 「定時内に仕事を終わらせることが大切だ」といいつつ「残業時間で評価を算…

声はすれども姿は見えず ほんにお前は屁のような

「教育」を、しない、って明言する現場は…いやまぁぢつは結構あるのですが、おいといて。 昨今、多くの現場では「教育/人材育成に力を入れている」と、言わないところはあんまりありません。 でも。 そもそも「な〜んも」やってなかったり。 「本読め」で終…

ふと気づいた言葉尻

ある事象に対する可否を。 「**は出来る」「**は出来ない」って話をする人と。 「**はやる」「**はやらない」って話をする人と。 二種類いることに気づいた。 んと…「神と本音は細部に宿る」ので、噛み砕いて。 loop 出来パターン 「**は出来ます…

老害

老害ってたぶん。 「老いた人(たち)による害」じゃなくて、「腰掛けてしまった人たちによる害」なんじゃなかろうか、って思う今日この頃。 http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090928/p1 20代30代で老害になってしまう人もいれば、70代80代になっても「全然そん…

似て非なるもの

よい感じのソフトウェアエンジニアのプログラムは「レゴ」です。 下手糞なソフトウェアエンジニアのプログラムは「ジェンガ」です。 どちらも、ぱっと見は「同じ形」のものが、初めは、出来上がります。 時間の経過と共に、修正や追加が入ります。 レゴは組…

急激なものは急激に

無理な力で急激に成長させたものは、どこかで反動を食らって急激に沈む。 Breakthroughは、はたからみると「急激」に見えるが、あれは「地味で長い蓄積の積み重ねの結果」だ。 急激な成長を「そのままとどめたい」のなら、急激に成長したときに用いた労力に…

後振りな小話

あなたはレストランのコンサルタントです。 あるレストランで、店長さんからこんなことを言われました。 「ステーキの定食っていうかコースっていうかムニュっていうか、そんな感じのことやるんで、とりあえず原価をきちんと加味した上で妥当かつ適切な値段…

前振りな小話

あなたはレストランのコンサルタントです。 あるレストランで、店長さんからこんなことを言われました。 「ステーキの定食っていうかコースっていうかムニュっていうか、そんな感じのことやるんで、とりあえず原価をきちんと加味した上で妥当かつ適切な値段…

かんばたらきは修練の後で

かん、ってのは、あります。いやな予感とかその辺含めて。 脳みその「ややこしいところ」が、なんかすげぇ怖い並行処理走らせて瞬時に出してくるんでしょう。その辺は、いつものごとく「リファクタリング ウェットウェア」でもご覧ください。リファクタリン…

フレームワークは思想

「このフレームワークを導入したからうまくいくぞ!!」って、どこの「銀の弾丸伝説」でしょうか? フレームワークは、元々、作者の「こーゆー風に物事をやりたいつくりたい」って思いがあって、「その思いの補助道具」として存在してるざます。 あなたが使…

裏を返さない恥晒し

タイトルの意味は後ほど。 受託案件なんかでしょっちゅう耳にするのですが。 「次回はちゃんとした値段で発注するから、今回は安くしてよ」 「次回はいい案件まわすから、今回はこの値段で」 んで。その「次回」に、本当にちゃんと「埋め合わせが出来るよう…

プログラミングが「出来る」って何だろう?

プログラムなんて所詮「色々な小さな部品の組み合わせ」程度。 個々の部品は、それ自体は普通にネットなりマニュアルなりでいくらでも調べがきくし、それを暗記している必要性もなし。 ただ。 「どの部品を」「どの場所に」組み込むか。 部品の選択と場所の…

理解した…つもり?

「Java」も「Python」も「Ruby」も、できるようになりました。*1 でも、どんなに一流なPGでも、結局はPGなんです。*2 技術なんてのは、必要十分なだけの技術スキルを持ってればいいんです。*3オブジェクト指向とか「高度で高くつきそうなスキル」なんて、実…

「ある程度」ってどの程度?

ほどほどとかある程度とか一通りあればいいとか。 それってどの程度なの? ってか加減できるほど、あなたの知識は技術は経験は習熟度は「仕上がってる」の? 「百尺竿頭に一歩を進む」ほどに精進をした上で言ってる? 「己の未熟さと不学と怠慢の言い訳」に…

腰の強さとケツの軽さ

若い時は腰をしっかりと、粘り強く。 歳経てからはケツを軽く。 逆にすると最悪だけど、多いよねぇ。

システムの無駄は直裁ちの無駄

曲線裁ちと比較して、直裁ちは布の無駄が多いのだけれども。 その無駄があるからこそ、洗い張りが出来て、親子二代とか三代とかにわたって着物を着まわせるってのもまたひとつの側面。 局所最適と全体最適にまつわる問題、ともいえるかな。