がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

理解した…つもり?

Java」も「Python」も「Ruby」も、できるようになりました。*1
でも、どんなに一流なPGでも、結局はPGなんです。*2
技術なんてのは、必要十分なだけの技術スキルを持ってればいいんです。*3オブジェクト指向とか「高度で高くつきそうなスキル」なんて、実際のところ、現場もお客様も要求なんてしてませんし。*4
いまやソフトウェア作りはサービス提供の時代になったのです。技術を作ることよりも、技術を使うことに価値がおかれつつあります。*5
プログラムをいつまでも学び続けるよりも、経営、マーケティングやソリューション、マネジメントなどの「上流」についてもっと学びましょう!!*6












…ってな論調を、わりと最近あちこちで見るのですが(実際、文章の結構なところが、いくつかのサイトからのこぴぺです)。
ふと、ここの話を思い出します。


http://d.hatena.ne.jp/gallu/20070623/p1

外国に行くと
五日で その国がわかる
五ヶ月で その国がわからなくなる
五年で その国がわかった気になった自分を恥ずかしく思う


「わかった」「理解した」と思うその瞬間が、心持ちが。
たぶん「荒野の誘惑」なんじゃないかなぁ、と思うのですが。


どんなもんなんでしょうかね?

*1:…あるひとつの言語が「出来るようになった」というのは、何を意味しているんでしょうか?

*2:たかがPG。されどPG。で、PGって「何をやる人」?

*3:「必要十分」ってどれだけ?

*4:今時分「本当にオブジェクト指向な考え方やプログラミングなどの恩恵を「本当にまったく受けていない」ところが、どれくらいあるんでしょうか? ライブラリひとつ取り上げて、大抵OOPな作りになってません? & 学ぶ前に「高度」とか言われても、色々と思うところがありまくって…

*5:どんな母数を相手にどんな調査をした結果でしょうか?

*6:「××よりも今は◎◎の時代です!!」ってのは、いつでも使える「誤魔化し」のためのフォーマットですねぇ B-p