がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

良書

良書リスト 2021/08/31 版

いやちょいと別件で「書籍の一覧」をなんとなく書いていたのですが。 思ったよりボリューミーになったので(笑)、せっかくなんで書き残しておこうかなぁ、と。なんだかんだ、年数を閲していると、読んだ書籍の量もそれなりに増えるものですなぁ、と、しみじみ…

成功もいいけど、失敗もね

失敗学、ってぇのがありまして、端的には「失敗に学ぼう」というものでございます。 成功は、とかく「運や偶然やまぐれ」が介在しやすいのと、また成功した時に「どこが本当の"成功の要因"だったか」の検証は、なかなかに難しいものなのですが。一方で失敗は…

プロジェクトはマネジメントしませんと、されませんと

プロマネのスキルは。 勿論「プロマネになりたい」のであれば必要なのですが、「がっつり現場でがりごりとプログラム書きたい」人も、最低限くらいは踏まえておいたほうがよい、と思われるスキルでございます。世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント …

ドラッカー……を、ちょっと手加減して

一度は読んでおきたいドラッカー。 ただ、いきなり「マネジメント」から行くと少々歯ごたえがあるので。図解で学ぶ ドラッカー入門作者: 藤屋伸二出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2009/05/30メディア: 単行本購入: 10人 クリック:…

ホスピタリティ

お次の話題は「ホスピタリティ」でございます。リッツ・カールトン 超一流サービスの教科書 (日経ビジネス人文庫)作者: レオナルド・インギレアリー,ミカ・ソロモン,小川敏子出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2015/11/03メディア: 文庫この商品を…

セキュリティは大事だよねぇ

と言うわけでセキュリティ。 プログラム側のお話が多めですが、「それ以外」も少し。何はともあれ、まず「Webアプリケーションでプログラムを組む」人が、何を置いても読まにゃならんのが、こちら。体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版 脆…

お次はインフラ

インフラ系の入門を、いくつか。小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる作者: aico,株式会社ディレクターズ,村井純出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2011/01/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 12…

プログラムを学ぶための本といえば

どっちも、まだ「プログラムを始めた頃」だと少し難しかったり不思議だったりする内容なのかもしれないんだけど。 とはいえ、一端は頭の中に「なんとなく」でもいいから、インストールしておいたほうがよいんじゃないかなぁ、と思う書籍を2つ。リーダブルコ…

この本は外せない

何はなくとも、レベルで必読な書籍UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (145件) を見る書いてある内容は割と平坦で…

新学期も始まったのでまずは「学び方」

ちょいとラインナップも変更になってきたので、頑張ってこの1年、また備忘録していきたいと思います。まず初っぱなは「学び方」を学びましょう、ということで、毎度おなじみこちらから。アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得…

基礎を学びたい時の書籍草案

発端としては。 うちの子(というか元生徒さん)が「内部的な仕組みとかハードとかやってなかったなぁ」というお話があったので。 おいちゃんなりに、多少「お勧め可能な書籍」とかを勧められればなぁ、ってのが発端でございます。 ……なんか記憶にあると思った…

「言語の仕組み」とかを学ぶのによい書籍群

うちの生徒さんから 最近プログラムの言語(言語の仕組み)やアセンブラとかに興味が向いて来てるんですけどオススメの書籍とかってあったりしますか? という質問が来たので、ちょいとDMだと長くなりそうなのもあって、Blogに私信を書いてみます(笑 んと…まず…

「学び方」を学ぶ

「学び方」ってのは案外と学んでいないもののようなので、再確認を。 アプレンティスシップ・パターン ―徒弟制度に学ぶ熟練技術者の技と心得 (THEORY/IN/PRACTICE)作者: Dave H. Hoover,Adewale Oshineye,柴田芳樹出版社/メーカー: オライリージャパン発売日…

基礎はここから

さて今年も専門学校の新学期が始まってまいりました。 今回の初手本は、こちら。 UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02/01メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブロ…

「質」と「心構え」

技術者として「現場にいる」時に。 どんな風に心の向きをおいていくか、ってのは、案外と難しい問いだったりするのですが。 そんな時に一助になりそうな書籍を。 おせん(1) (イブニングKC)作者: きくち正太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/08/21メディ…

お金を稼ぐってのはやっぱり大事!

嫌儲を声高に叫んでも別に否定はしませんがとはいえ霞を食って生きて行く訳にもいかんわけで。 ってことは如何に「経済をぶんまわすか」ってのは大切なんですが。 その辺で、極めてよろしい良書です。 人はなぜ形のないものを買うのか人はなぜ形のないものを…

知識労働者を語るドラッガー

いやまぁドラッガーの書籍自体は http://d.hatena.ne.jp/gallu/20140617/p1 で一度取り上げているんですが。 ドラッガーは「マネジメント」だけじゃなくて「知識労働者(ナレッジワーカー/knowledge worker)」ってな事をおっしゃっていて、これがまた大変にエ…

頭の使い方

たまには、軽量な一冊を。 思考の整理学思考の整理学 (ちくま文庫)作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1986/04/24メディア: 文庫購入: 91人 クリック: 844回この商品を含むブログ (748件) を見る 整理学とはあるけど、本自体は「エッセイ集」…

いささか、斜めから

幾分の毒を含むものではあるのですが、毒は薬にもなるので、ってことで、シニカルな3冊。 ピーターの法則 創造的無能のすすめ作者: ローレンス・J・ピーター,レイモンド・ハル,渡辺伸也出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2003/12/12メディア: 単行本…

DB 濃ゆい変

薄いのは前期( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20140527/p1 )でやったんで、濃いのを。 データベース実践講義 ―エンジニアのためのリレーショナル理論 (THEORY/IN/PRACTICE)作者: C.J.Date,株式会社クイープ出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2006/0…

アルゴリズム

まぁ正確には「アルゴリズムとデータ(構造)」なのですが。 つまりは「A + D = P(Algorithms + Data Structures = Programs)」なのですが。 世の中にある基本的なアルゴリズムは一通り理解し出来れば暗記しておくのが基本でございます。 ………なんて言えるほど…

コンパイラ

え…と…ド直球でございます(笑 いやまぁ「ITの専門学生に何の書籍紹介してんだごるぁ」とかいう声が聞こえそうですが、意図的に気にしない方向で(笑 実際の所、読んで面白い所も多々ありますし、ゲームでも業務でも、実は「がち実用」な部分が少なからずあり…

ハードとソフトのあいだ

元ネタの映画のタイトルを誰がわかるというのだろうか?(笑 *1 おいといて。 おいちゃんはソフトウェアの人間ですし、その中でも割と「coreではない」ところの住人ではありますが。 ただ、とはいえじゃぁ「ハードウェアアーキテクチャを何もしらんでイイ」の…

社会に出た時にどんなスタンスの技術者になるのか?

さて。 後期は、心ゆくまで濃い書籍を(笑 今回のチョイスは「社会に出てからの、自分の"技術者としてのスタンス"を考えるため」の3冊。 トップバッター。 おいちゃんが超絶お勧めな、まずは「いいから読め」的一冊。 ソフトウェア職人気質 人を育て、システ…

「裏側」とかその系統

このシリーズ(WEB+DB PRESSプラスシリーズ) 、おしなべて面白いのですが。 朝、手近にあったのを4冊、とりあえずw Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)作者: 西田圭…

プロジェクトマネジメント

色々とあるのですが、とりあえず「基本的な手法」くらいは把握しておきたいよねぇ、ということで、2種。 世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】 世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】作者: G.マイケルキャンベル,サニ…

読書の仕方

読書読書言ってるので、夏休み前の最後の紹介は「読書」にまつわる2冊。 乱読のセレンディピティ乱読のセレンディピティ作者: 外山滋比古出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2014/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (25件) を見る 外山 滋比古さんと…

インフラのちょっと面白い話

少し「面白い」系の本を2冊。 インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―作者: あきみち,空閑洋平出版社/メーカー: オーム社発売日: 2011/06/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 8…

「明文」の書き方

「思ってるから書いてないけど伝わって当然」とかいうクズい話はともかくとして*1。 「誤解の余地のある文章」ってのは色々あるわけでして、その辺を「できうる限り、なくす努力をする」ための2冊です。 ザ・テクニカルライティング―ビジネス・技術文章を書…

失敗学

<追記> むぅ下書きに入れっぱなしだったお orz アップしたのが6/26ってのは内緒話に属するお話だw </追記> 「過ちて改めざる 是を過ちと謂う」ってなわけで、この2冊。 「超」入門-失敗の本質「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組…