失敗学、ってぇのがありまして、端的には「失敗に学ぼう」というものでございます。
成功は、とかく「運や偶然やまぐれ」が介在しやすいのと、また成功した時に「どこが本当の"成功の要因"だったか」の検証は、なかなかに難しいものなのですが。
一方で失敗は「これをやったら、運がよっぽどヨクナイ限りは同じような目に遭うよねぇ」と考えやすく、他人の失敗から学ぶのは、とても大切なものでございます。
この手のお話で、まずトップに出てくるのがこちら。
- 作者: 戸部良一,寺本義也,鎌田伸一,杉之尾孝生,村井友秀,野中郁次郎
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1991/08/01
- メディア: 文庫
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なので、
「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
- 作者: 鈴木博毅
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
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また、失敗学自体について、読みやすい書籍を1~2冊読んでおくとよいか、と思います。
「これでなければ」ではないのですが、おいちゃんの手元にはこれがあり、そこそこ読みやすかったと思います。
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 単行本
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また、同じ方が書いているこの書籍も面白かったので、合わせて。
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/14
- メディア: 文庫
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こういった「失敗」という切り口をどれくらい活用できるか? は、割と死活問題な気がするんですよねぇ。