がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

新人さんに捧げる「学び方」

この時期ですし。新人さんが「新しく技術という世界に飛び込む」事も少なからずあろうかと思います。
で…いくつか、memo程度ではあるのですが。


まず基本というか前提として。
「技術は、それが無かった時に苦労したり困ったり無理だったりしたサムシングを、出来るようにしたり楽にしたりするためのもの」であり。
また、そうやって出来た初期の技術が、機能概念を追加されたり削除されたりねじ曲げられたりした紆余曲折の結果が「今の技術」です。
なので。
その技術が「なかった頃の困ったさむしんぐ」とその後の紆余曲折を、できるだけ知ろうと努力してみてください。
こういう時にこそ「繰り言を繰りたおすとっしょり」が便利です(笑


んで。
そのあたりも踏まえたうえで。大まかに、技術の学び方には2種類あると思ってください。
1.根底から
2.上っ面だけ


基本的には1番の「根底から」のほうがそりゃ当然好ましいのですが。
実際問題として「そうそう勉強ばっかりされてても困るから多少は実務も」って側面が、ビジネスとしてはどうしても出てきます。


ただ一方で。2番を「当面」チョイスするのはよいのですが。何となく出来ちゃうものだから1番の勉強をすっかりと怠ってしまう事も多く。
ただ、その場合確実に「応用の利かない」技術者になりますし、その他様々な弊害が出てきます。
でも「とりあえずできる」事も多いので、必ずしも否定仕切れないのが微妙なところです。


学ぶ「姿勢」については、以前に書きましたが( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090228/p1 )。
「何を学ぶのか」という事については…現実も絡めると結構色々とありますので(っても2種類ですが)、ご注意のほどを。ってか自分の意志で選択していきましょう。


ついでに。
「下手に習うと下手がうつる」とか申しますし。
Webサイトにしても書籍にしても、それが必ずしも「よいものだ」とは限りません。特に「有名サイトがぢつは以下略」なんて事も少なくありませんので…ご注意をっても注意のしようがありません orz
ですので。せめて「異なる複数のルートから」平行して学ぶようにしましょう。せめて。
後はやはり「メンター(師)」を見つけることです。………えぇまぁそれが如何に「見つからない」ものか、ある程度理解した上で言ってるんですがね(苦笑