がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

占星術:その気質の表れ方

※別Blogからの転記です


ちょっと格好いいタイトルをつけてみました(笑
さて。星は概ねその人をあらわしてくれるものなのですが…100%というわけではないです。というわけで、今日はそのあたりを。


人間の人格形成を大まかに「素質」と「成長方向」という風に切り分けてみましょう。星によってあらわされるのは「素質」の部分です。ただ、素質は所詮種のようなものなので、そこからどんな風に成長していくか、というのは個人の環境に因ってしまいます。
…と聞くと「じゃぁ…星っていらない?」とか言われそうなのですが。ここで肯定してしまうと自己否定になってしまいますので、あわてて反論してみようかと(笑
これまた別のシチュエーションで言われるのですが。「性格は変わりますか?」って聞かれる事があるです。大抵返す返答は「変わらないけどよくすることは出来ます」って感じでしょうか。
もって生まれた気質を「180度」違うものにするのはものすごく骨が折れる上に大抵はストレスが溜まり、えてしてろくな目にあいません。
無口な人がおしゃべりになるのはまず無理ですし、活発な人に物静かになれといっても大抵暴れだします。ただ、その「出し方」によって、評価って結構変わるもので。
「陰気な人」というとあからさまに欠点っぽいですが「寡黙な人」というと長所であるように聞こえます。「騒がしい人」と「活発な人」などなど、そういった「長所と短所と紙一重」な表現には事欠きません。


大体、星の気質を見るに、子供のころは部分的に特化したりすることが多く、その特化する部分が短時間に変わると、周りも本人も「扱いにくい人格」として捉えてしまうことがあるようです。
ただ、遅くても20歳前後で大体一通りの性質は出てくると思いますので、後々思い返してみると「ああなるほどねぇ」と腑に落ちることも多々。一通り性質が表に出たあとは「マイナス部分をプラス部分に如何に転化するか」なのですが…克服時期の個人差は激しいですね。
内外の性格(「外からそう見える」性格と「自分が把握している」性格)の方向が一致していると比較的克服しやすいことも多く、早ければ25歳くらいには自分のマイナス部分を克服できたりもするのですが。
内外の性格が矛盾している場合や難しい組み合わせの場合、30歳過ぎてもまだ自分の内面に振り回されて…というケースも(結構たくさん)見ています。それが何時克服できるかは…努力次第でしょうか?


まぁ、長々と付き合っていく気質なので。是非嫌わず、把握して、手綱をとっていければと思います。
そうして、手綱を取る上で必要な「識る(しる)」ための手がかりの一つとして、占星術やその他占いをうまく使っていただければと思います。


そうそう。珍しく次回予告を(笑
次回は、占星術でその人を知るための「四つの窓」というものを解説したいかと思います。