がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

なるほど禅かぁ

よい記事みつけやした。
禅寺でプロジェクトの心構えに触れた ( http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061117/254109/ ) です。
あんまりにもよすぎるので。前半部分引用させていただきたく。

知識労働では「何を行うか(What)」が価値を決める。経営学者のピーター・ドラッカー氏は,「明日を支配するもの−21世紀のマネジメント革命」(ダイヤモンド社,1999年)で,このような主旨のことを説いています。ドラッカー氏はさらに,「いかに行うか(How)は,何を行うか(What)の後に来る問題である」とも言っています。


なるほど,全くその通りでしょう。それが開発言語であれ,手法であれ,下手にテクノロジーを知り,その扱いに慣れてしまった知的職業人は,どうしても手元に持つ「How」に意識が行きがちです。システム開発プロジェクトを手掛けた人ならば,Howにとらわれ,Whatを軽視し,痛い思いをしたことが少なからずあるのではないでしょうか。


話に聞くに,焦ったプロジェクト・マネジャが,「とりあえず手を動かせ」などと無用にメンバーを急がせるケースは,枚挙にいとまがないようです。そのようなプロジェクトに待ち受けているのは,多数の手戻りとプロジェクトの遅延。プロジェクト・マネジャも気の毒ですが,メンバーも同じくらい気の毒です。


いますべきWhatは何か,考える時間が少しでもあれば,そんな崩壊は防げたはずなのに――。そう後悔した経験をお持ちの方は,少くないでしょう。仕事の内容はシステム開発とは異なりますが,記事を執筆する私にも,そんな経験が多々あります。

まぁ結局、毎度おなじみ哲学の話ではあるのですが。
やはりどこに行ってもどの角度から考えても大切だと再認識してみました。