gallu’s blog

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しごと館でも作りたいの?

  • しごと館でも作りたいの?

一言で片付けると「クォリティと採算は別っていうかクォリティって判定基準存在しないよね?」というお話。
…ちょいと分解してみましょう。


まずは個々について。
しごと館は、正確には「私のしごと館」と言います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%94%E3%81%A8%E9%A4%A8

私のしごと館(わたしのしごとかん)は、若者を対象に職業体験の機会、職業情報、職業相談等を提供する施設である。

一方で。キッザニアはこんな感じです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B6%E3%83%8B%E3%82%A2

主な対象は、就学前 - 小学生程度(キッザニア東京は2歳 - 12歳)で、主要な70職種の模擬体験ができるようになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B6%E3%83%8B%E3%82%A2%E6%9D%B1%E4%BA%AC

施設の全てが実際の3分の2スケールで作られている。仕事体験は基本的に2〜12歳の子供に限られる。ただし13〜15歳の中学生も一部を除き仕事体験ができる。「キッゾ」というキッザニアだけの通貨があり、仕事体験が終わったあと給料として支払われる。
大人は連れて来た子供の同伴のみが可能で、仕事体験はできない。その代わり、施設内にはテレビ・雑誌・インターネットを完備した「保護者ラウンジ」があり、子供を待つことができる。保護者ラウンジに子供が入ることはできない。


どちらも「若い人を対象に、職業体験が出来る施設」です。
…ポイントは収益。
方や年間で二桁の億で赤字をだし、方やきっちりと黒字。
いったいこの差違はなんなんでしょうか?
ちょいと、考察の資料になりそうなネタをペタペタと。


http://blogs.yahoo.co.jp/eisaku35/45186184.html

「直接の管理にあたる厚生労働省からはAランクの評価を得ている。なぜ廃止なのか分からない」
総務省評価に揺れる現場で、取材に応じた木村嘉勝副館長は戸惑いの表情を隠せなかった。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AE%E3%81%97%E3%81%94%E3%81%A8%E9%A4%A8

# キッザニアの職業経験パビリオンはスポンサー企業から、実際の業務マニュアルの提供を受けた上で、子供向けの体験プログラムに落とし込んだものである。また、子供の身の丈に合わせたリアリティの確保に力点を置いている。
# 私のしごと館のしごと体験ゾーンのコーナー運営は、主に業界団体等が担当している。


おおよそ、裏で動いている思考過程は簡単に理解できます。
あえて「公」と「民間」という分け方をしますが。


「公」は「まず初めに判定基準ありき」です。「Aランクの評価を受けてる」とかなんとかってあたりからしてわかりやすいです。
で。彼らにとっての最優先事項は「判定基準にいかに従うか」です。採算も収益も二の次です。
ちなみにその判定基準自体、低くない確率で「門外漢(現場に出てない管理者なんて門外漢と一緒)が作った見当違いの評価基準」だったりするのですが、判定基準に疑問を持つのはこの場合厳禁です。


「民間」は「まず初めに収益ありき」です。
なので彼らの最優先事項は「収益」で、そのためなら「他人の意見を聞く」なんてのは極々当然のことです(実際の業務マニュアルの提供を受けたなんてあたりに、よい意味で「プライドを持たない」姿勢が伺えます)。
この場合「評価判定基準」なんてものはないか、或いはあったとしても「常に判定基準そのものを見直す」ことになります。


んと…「収益がある = 採算が取れている」だけが常に正しい基準だとは思わないのですが。
少なくとも「検証さえなされていない、判定基準とかいうきれいな単語で糊塗した思い込み」を基準にするよりも健全です。
っていうかビジネスなので、収益に一定の比重があるのは当然以前。


判定基準を定めるのはよいのですが、まず「きちんと定める」事と「定期的に見直す」事を忘れずに。
それを怠るとあっという間に「自己満足だけのための判定基準」と化します。


あなたは、しごと館を作ろうとしてませんか?