いわゆる「1万時間の法則」に関する考察です。
結論からいうと「そうかもしれないけど単純な経過時間では間違ってもないよねぇ」って話。
ん…ひとつ、割と疑問を持つところの、わかりやすいところ。
http://www.foster1.com/article/13321637.html
何事でも、物事を始めてあるレベルまでいくには
1万時間は必要だと
時間にして1万時間はこんな感じです
1日12時間働く=朝9時から夜の9時まで
週6日働く=月曜から金曜+土曜
これで 12時間*6=72時間/週
週72時間労働を年間52週間続ける
(365日/7日=52週あまり1日です)
72*52=3744時間 =約3500時間
これを3年続けると3500時間*3=約1万時間
(正確には3744*3=11,232時間)
つまりポイントは
(1)1日8時間でなく12時間
実際は、あさ8時〜夜9時(お昼休みあるので・・・)
(2)1週間で日曜だけ休み
完全週休二日は休みすぎ
さらに、お盆や正月00の日祝日があるのでもっと休むことになる
だから、1週間で休みは1日
まず、これを3年やればどんな職業や役割も
だいたい一人前になるといっています
ん…体感的に「3年その職業をやった程度で一人前になってるとか見たことない」。
5年やったって10年やったってぶっちゃけ「駄目なのは駄目」だし。
まぁここに関してはひとつあってつまり「成長を意識して努力して切磋琢磨した時間」が1万時間つみあがったら、っていう可能性。
言い方を変えると「なんとなくとかのんべんだらりんとかルーチンワークを考えもせずにやるとか」そーゆーのはカウントしない、ってこと。
で…ふと気づいて興味があって計算をしてみたこと。
仮説:1万時間の法則が成り立つんなら、みんな「学ぶこと」に関しては習熟してるんじゃないか?(ちなみに現実は、まったくもってさっぱりとぜんぜん駄目、ってのも多いです)
軽く計算。
小中高で633で12年♪
1年を240日として、1日6時間勉強してるとして、240*6*12=17280で1万時間はるかかなたに突破。
そんだけやってるんださぞや「学習の仕方」「学び方」について熟練してるはずだろうそうでなきゃおかしい。
でもたぶん実際には、「学び方」ひとつ身についちゃいない人は、少なくとも皆無じゃない。
ん…単純に「おいちゃんの要求水準がおかしい」って可能性もあって、特に否定はしない(百尺竿頭進一歩ってのは基本だしね)。
ただ、少なくとも「いすを1万時間あたためてればスペシャリストになれる」ってのはたぶん間違いなく「嘘」だし。
だとすると、日々のお仕事で「己を成長させるに足るほどの負荷をかけている」のって、全体の何割くらいなんだろうなぁ? っと。
まぁ「歩歩是道場」ってくらいなので。せっかくだしお仕事をしながら学ぶっていう流れが、おいちゃん的には好みなんだけどね。
実際のところ、あちこちの現場さんではどんな感じなのかなぁ?