がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

おまけ:契約書上の注意

んと…これは本当に怖い話なのですが。
やらかす側としては、こーゆーやり方を、します。


・契約書のタイトルを「準委任契約」ってしておく
・契約書の中に、こっそりと「完成責任」と「瑕疵担保責任」の話を載せておく


これだけで、あっというまに「準委任の皮を被った請負契約書」ができあがります B-p


完成の定義については、某地方裁判所さまから「完成の定義は明確ではないというか明らかにされていないが、とはいえ一定の完成をするのが仕事としては常識的に考えて普通である」とかいう謎発言をいただいたので。
どうやら、法曹の世界では「定義は明示もされてなきゃ明確でもないけれども、その謎定義を基準に、仕事を完成させる必要がある」という、今とてもナウいクラウドをつかむような」お話が普通にtrueになるようです。


一方で、準委任契約については、どうも彼らは根本的に「あんまり腑に落ちていない」らしく。
曖昧な契約は、おそらく「じゃぁとりあえず請負ってことで」にまとめられる可能性が、十分に想起されます。


なので。
請負はよいのですが、準委任の契約をする場合は細心の注意を払うか、或いはぶっちゃけ「まともで誠実な弁護士*1」をみつけて、契約書のチェックを頼む、というのが適切かと。
んと…「本1冊読んだだけでECサイトを組もうとする素人」を想起すると、やろうとしているチャレンジぶりのイメージも付くかと思いますので。


以上、現場からおいちゃんがお送りいたしました。

*1:別に「まともじゃない不誠実で品性下劣な弁護士がいる」から言うわけではないのですが。とはいえ、裁判で「山盛りに嘘をつく」弁護士は実在します。個人的には「弁護屋」と呼称しておりますが