がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

えと…

元ネタ
ウェブ開発ブームの終焉
http://sourceforge.jp/magazine/09/02/23/1044247
いやまぁ軽い突っ込み、程度なのですがね。

ITスキルの需要変化
ところで、調査会社Foote Partners LLCが最近出した発表によると、市場におけるITスキルへの需要に興味深いトレンドの変化が見られるらしい。というのは、プロジェクトマネジメントや ITアーキテクチャといった分野のITスキルへの需要が増加傾向あるいは堅調なのに対し、ウェブ開発に関連したスキルへの需要はここ2年で減少傾向にあるらしいのである(Internet Revolutionの記事 http://www.internetevolution.com/author.asp?doc_id=172409 )。

ふむり興味深い…と思ったのだが、その後がいただけない。

まず、そもそもウェブ開発の技能がコモディティ化して、極端な言い方をすれば誰でも出来ることになったために、独立した需要としては存在しなくなったという可能性がある。

は? 誰でもできる? 何が? どこが? どのように?

日本でもPHPなりAjaxなりでちょっとしたウェブアプリケーションなら作れますという程度の人はそろそろ当たり前の存在になってきて、しかもこのところ斯界で目覚ましいイノベーションというようなものもあまりなく、ある種飽和状況になりつつあるような感覚がある。

飽和状態? なにがどこが?

技術としても定石のようなものが確立されてきたし、入門書やセミナーの類も多くなって敷居がだいぶ低くなった。そもそも、ウェブ開発という分野そのものが促成栽培的というか、熱意さえあればかなりの短時間でそれなりに高度な専門性が獲得できるという性格をもつものだったような気がしないでもない。

定石? どこに?
短期間でそれなりに高度な専門性が獲得できる? 実例を是非見せていただけません?


んと…ある程度技術やノウハウが枯れてきて、せめてある程度、程度のスキルを持つ人(イメージとしては…セキュリティについてある程度しっかり出来ているのは前提条件以前として、クラス切りもそこそこ出来て、smtpやらhttpやらのプロトコルの知識も並程度にはあって、間違ってもコピペグラマなどではあり得ず、というプログラマに糅てて加えて"こういうサイトならこういう作りが概ね標準である"という標準を一通りのサイトについて"相応の練度で"手持ちがある設計者)がいて、そういう専門性が比較的容易に身につく環境なら………もうちょっとおいちゃん楽できるのに orz*1
ってかむしろ。
誰でも出来て飽和状態で定石が確立していて短期間でそれなりに高度な専門性が獲得できる平行世界に移住したい orz
え? そこでどうするかって?
もちろんそのなかで「上位に食い込む」べく努力するざますよ。当然ざましょ?

*1:具体的には。少なくとも、どこぞの -検閲削除-な技術者もどきが作ったプログラムもどきのために9連徹とかしなくてすむのに orz