gallu’s blog

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

日本語で例えてみる「習熟度」

たとえば「迫り来るような小説」を書く御仁がいる。馳星周池波正太郎菊地秀行夢枕獏あたりがおいちゃん好きだけどまぁ好みは置いておくとして。
馳星周菊地秀行については割と「ストーリーテイリング」が上手な印象があるんだけど、そのストーリーに対して「違和感を感じさせない文章力」って、やっぱりすごいと思う。
夢枕獏池波正太郎の場合、ストーリーと言うよりは「その場の空気」が好きかな。で、その「空気」を文章で出せるというのは、やはり半端なことではないんだろうと思う。


歌詞で好きなものも多い。
「これ」と一つ二つだすのは少し難しいんだけど、折々に「このメロディー+この歌詞が好き」で、ヘビーローテする楽曲はたぶん三桁(苦笑


名前を出してどうなるわけではないんだけど、いわゆる「明文」を書くのがうまい人が時々いて。
彼らが書く「誤解のない文章」は、本当に誤解がない。
ちなみに、明文に関しては「俺だってかける」とかいう自惚れた半可通が一定の割合でいるので、とりあえず2冊ほど本を紹介。

明文術 伝わる日本語の書きかた

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ザ・テクニカルライティング―ビジネス・技術文章を書くためのツール

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たとえば。
「日本語以外を母国語にしている」人が「日本語でとりあえずやりとりができる」程度に習熟したとして、彼らが「じゃぁ自分だって上の人たちと同じレベルの日本語が操れる」とは、たぶん思わないと思う。あるいは思っても周りが全力で否定して終わり、だと思う。
もし彼らが「日本語を飯の種にする」のであれば、日本語が一通り操れるようになるってのは「start line」でしかなくて。そこからの、それこそ「百尺竿頭進一歩」がごとき不断の努力があって、初めて進めていくことができるじゃなかろうか、って思う。


日本語を「プログラミング言語」に置き換えてみてくださいませ。


[その他技術][一言]プログラミングが「出来る」って何だろう?
http://d.hatena.ne.jp/gallu/20101215/p1


「とりあえず一通り」書ける時点までは、仕事上必要なので皆さん確実にたどり着くのですが。その「先」への歩みが…色々な理由*1で、止まるんですよねぇ。
よく耳にするのは「今のままで問題ない/必要ない」「仕事が忙しいからいつか」。
「問題がない」んじゃなくて「問題点が認識できていない/問題点を認識する能力にすら欠けている」だけだし、「忙しいから」って後回しにしたら間違いなく100%「いつまでたってもやらない」。


ちょっと一回「しんどくても気合い入れて学習して」「日々学習する癖を身につけて、毎月1mmでも積み上げることが出来るように」なれば、ずいぶんと楽になると思うんですがねぇ。

*1:いいわけ B-p