がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「大人の対応」とその末路

さらりと流しつつ後半にさりげなく猛毒入れてあるので、適宜ご注意のほどを。


明文化されたルールと「暗黙の了解」ってのがありまして、実際には結構な乖離が見込まれる、ってのは割りとよくある話です。
明文化されたルールはまぁぶっちゃけると「法的対策」とかその辺を含めた、大変に「無粋」なものなので。
「明文化はできないけど実際にはそんなことおこらないから心配ないよ」というケースまでいちいち明文化させるというのは、大変に無粋な、つまり「大人気ない」行為であります。


実際問題、交渉ごとや調整ごとはもうちょっと「デリケートかつ丁寧、穏やかに」やるもの、なので。
そこに「微妙なニュアンス」を残しながらあとは「現場調整」と「駆け引き」と「双方への配慮」というものが不可欠になります。


ここで必要なのは、いわゆる「空気を読む」能力ですね。
空気を適切に読んで、暗黙の了解を「緩やかに形成していく」大人の対応が、随所で求められます。


…なんて事を考えて頷いてやってると、大抵「ドはまり」しますので、要注意。
端的には
・破らせるつもりのない要求を明文化して
・守るつもりのない事象を暗黙にする
のが基本です。
何がしかの流れで「暗黙が通れば」恩に着せることができますし、暗黙が通らなければ「そんなこともある仕方がない」で一方的に破棄できますし、場合によっては「そんなに言うんならそれを守ると言ったという証拠を出せ」で終了です。


この手のケースで引っ掛けようとする相手の行動の仕方は割とわかりやすくて
・こっちが守るべき事項は明確にする
・向こうが守るべき事項は曖昧にして、何かがあると「大人なんだから」という類の詭弁を使う
という流れで進んできます。


まぁ。
わなの基本は「見破って事前に察知すること」ですが、もうひとつの基本は「わなはひっかっかってから食い破る」ものです。大抵、わなに引っかかった時点で相手は油断するので、タイミング的には非常によろしいタイミングですので。
食い破るのは面倒なので「事前感知」のほうがお勧めですが、微妙だったり引っかかったりしたときは「慌てず騒がず、わなの弱所を見破って食いちぎり踏み抜く」気概で攻めましょう。


あんまりこーゆー社会戦系技能は好みではないのですが、防御だけはしなきゃいけませんしねぇ B-p
ふと思い出したので、メモり。