がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

ルールについて

インスパイア元としてはこのあたり。


https://twitter.com/akiranakajima/status/399745448857964544

従来の条例に従うことも、条例の枠を超えて新しいチャレンジを試みることも、両方必要ということが言いたかったです。

https://twitter.com/akiranakajima/status/399780279713161217

条例破るとは一言も言ってませんので、念のため補足しておきます。


上述のやりとりそのものについては。
「条例を破らずに条例の枠を超える、とはこれ如何に?」とかいうあたりからstartがあって色々まぁ思うところもあるのですが、一端「破るとは言っていない」について、直接否定する要素もないので、件の御仁はそのような意図であろう、と推察しておきます。


ただ。
ルール…んと、法律から条令、コーディング規約や各種規則その他について
・頭から盲信して一言半句に至るまで死守
・初手から横紙破りに規則を破りまくり
って両極端が存在します。
あと、亜流として見かける
・曲解と詭弁を駆使して都合良く解釈する
ってのもあって、これも地味に(?)困りもの。


結論から書いておくと、おいちゃん的には
・ルールはその「意味」を理解するように心がける
・おかしなルールには改善を求めるけど、改善されるまでは一端従う。ただし「おかしなルールを従う事によるデメリット」は、ルールを設定した人間に支払っていただく
って感じかな。


まず「盲信組」が一定数存在して、多分単純に「思考を放棄している」んだと思う。
今まで「いい子ちゃん」だった人に多い印象。役所系とか教員系でよく見かけるかなぁ。
彼らの典型的な特徴は「なぜ」が存在しないので、割と会話にならない(苦笑
ルールって「人間が暫定的に取り決めたもの」であって、そのルールの本来の意図(哲学)が、必ずしも「十分に適切に表現できているとは限らない」ので、推敲も修正も必要になってくるんだけど。
盲信系の方々は「一言半句、聖句のごとく唯々諾々と従うべきモノ」って認識があって、故に「ルールの改善」って話をすると「ルールは絶対なのです!」で終わるから、おいちゃん的には疲れる(苦笑
「なぜこのルールが出来たのか? その背景は?」ってのを考えると少し先に進むような気がするんだけど…どうなんだろう?


ちなみに、おいちゃんのこの辺の感覚は、法哲学をやっている友人(…最近連絡が取れてないなぁそういえば)の話を聞いて培われていったものではあるんだけど。そも、法哲学者自体、彼一人しか知らないので。あのしっかりと筋の通った考え方が「法哲学に起因する」んだか「彼自身の個体性質に起因する」んだかが不明。
ただまぁ「法の後ろにある(はずの)ちゃんとした考え方」に触れる事が出来たのは、今でも「行幸だなぁ」とは思うんだけど。


閑話休題


この派生で「曲解系」があって。この場合もあんまり意味のある会話が出来ないので、可能な限り会話を避ける方が正直無難。
生息区域は、見ている限りだと「べんちゃぁ()」「弁護士」あたりに多く生息しているような気がする。
なんていうか…一言で片付けると「飛蝗」。後先考えずに、後は野となれ山となれ的に「その場所を食いつぶしながら」進んでいく手合いに多いかなぁ。


最後に、まだ気持ちがわからんではないんだけど一番危ないのが「おかしなルールなんだから従う必要などない!」って発想と言動。
多分、baseになっている気持ちにも2種類あって「危機感から、調整をする前にまず動いてしまう」と「既成事実で押し通す予定で手続きを無視する」の2系統。
後者はどっかの通販とかどっかの図書館とかで、あれはゴリ押しの典型なので、一端放置。


結構色々な角度で困るのが「憂慮した結果として早まった行動をしてしまう」ケース。
気持ちがわからないではないんだけれども
・まず、向かっている先が「正解」なのかが不明
・向かっている「正解」が「継続可能」なのかが不明( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20120412/p1 )
・「ルールを悪用したり現状維持で改悪したい人たち」へのよい攻撃口実を与えてしまう
などなど、さりげに問題が山積してたりする。


勿論、考察が正しいと仮定すると「そのルールを運用している1分1秒ごとに損失が積み重なる」のは事実だろうし、その損失は場合によっては「リカバリ不能で致命的なダメージになる」可能性ってのは、あるんだけど。
基本的には、そのダメージを背負うのは「その現場を持っている人たち」であるはずで、うちらではないはずなので。
一端、警告と忠告はするにしても、そこで変わらなければ「沈む事を許容しているのであろう」で、見放してしまうのが一番よいと思うのですよ。
下手に中途半端に手を出して
・その介入によって致命的な事象が避けられ
・かつあくまで「致命的な事象が避けられただけなので」一定の損害が出た
場合。


彼らは「致命的な事象はそもそも発生する事などありえず、余計な介入によって損害がでたのだからお前が損害を補償しろ」とか言い出しかねないので。
いやマジで。


あと、別角度からいくといずれにしても「相談可能な人*1」に一度、相談をしてみた方がいいとも思う。
例えば、よい解決策は実は「維持コストが高いとかいう理由で見送られている」可能性だってあるので。


まぁそんなこんなで。
結論としては。おいちゃんは
・ルールはその「意味」を理解するように心がける。そうしないと、判定基準がわからないから
・おかしなルールには改善を求めるけど、改善されるまでは一端従う
・改善に対して明らかに「馬耳東風」な場合、無言かつ全力でその場を去る
って感じになるわけなのですね。


…実際、去った現場について、風の噂その他を聞く限り「予想通りの動きと問題とトラブルが発生している」ので、まぁ「予想って案外と裏切らないもんだなぁ」とか思うことしきり。
まぁ、その問題発生も彼ら的には「望み選んだもの」だと思うので、部外者となった人間がとやかくいうもんでもないだろうしなぁ。
せいぜいが「巻き込まれたくはないし二度とご一緒したいとも思わない」って程度で B-p


この辺の「ルールに対するスタンス」って結構考察として面白いと思うので、現時点での考察をメモり。

*1:いれば