がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

しゃべり方とか

んっと。まぁご存知な方はいやってほどご存知かと思われますが。寺子屋っていう、寄り合い所みたいなことやってるです。
みんなで集まってお勉強ってノリですね。ええ。


んで。
そこのカリキュラムに組み込もうとしている一つに、例えば「発声と滑舌*1」があるです。
人にモノを教えたり。客先で話しをしたり。場合によっては多くの人の前に立って話しをしたり。
コミュニケーションは技術者にとって「高いレベルで重要なもの」である以上、必須なわけです。


んで。
久しぶりに、油野さんのBlogを拝見しに行ったわけなのですが。
http://blog.nikkeibp.co.jp/itpro/nekketsu/dvd/archives/102559.html
むぅジャストミートな話しが。
ってなわけで、貼り付けつつ、ちょろっと。


ぢつは。もう一つの職分がらもあり、人様とお話しをする機会は多々ありまして。
んでまぁ偶然にもNHKのアナウンサやってらっしゃる方から、突っ込みを頂戴したのですが。
油野さんトコに書いてあるのと似てるので、色々とびっくりしつつ納得しつつ。


エッセンスを少し抜き出してみます。

テクニック1 「動きを止める」
話をする人は得てして注目を集めるために話しながら身振り手振りが大きくなる。
これを逆にするわけだ。
いったん動きを停止して、それからそのまましゃべる。

これ、突っ込まれました。私も結構しゃべるときに手とか動かすほうなのですが。
「絶対に動かすな」と、件のアナウンサの方に。人の意識が散漫になってよろしくないそうです。
御礼とかでお辞儀をするときも。「まずお辞儀をして」「終わってから相手の目を見て声を出す」のがよいとか。
つまり「深々とお辞儀をしながら挨拶をする」のはNGだそうです。
相槌とかも全部一緒。体を動かすなら、動かしきってから、声を出すとよいそうです。
そいえば。同じようなこと、セレブ系の躾講座でもやってたなぁ。

テクニック2 「呼吸であやつる」
当然、プレゼンにせよせりふにせよ、息継ぎは必要だ。
僕なんかプレゼンのときしゃべりすぎて息を吸うのを忘れ酸欠になることがあるw
(みなさんだって一回くらいは覚えがあるでしょ?)
この「息継ぎ」が重要だと彼は説明してくれた。
「息継ぎも語りである」と。
吸って、止める。止めて話す。長く止めて話す。短くとめて話す。
呼吸でコントロールすると説明してくれた。

これは結構やるなぁ。接客業もながければ、趣味のサイコロ振り*2でもマスターやるので。
一つは「間で語る」。適当な間は落ち着いた会話の雰囲気を生みますし。
わざと「ちょっと長い間」をあけると、一瞬「…あれ?」と注意を向けるので。その瞬間に畳み込んだりすると色々と面白いです(笑
あと、会話全体の流れとして。緩急をうまく織り交ぜると、相手は飽きずについてきます。
「2時間ずっとスローな話」じゃ寝ちゃいますけど。「2時間ずっとハラハラドキドキ」も疲れるだけですから。


ちょっと面白いし覚書しておきたかったので、メモメモ。

*1:専門用語なんですねぇこれって。MS IMEだと変換も出来ないし。

*2:TRPG