がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

抽象と具象

以前からもやりもやりと思っていたのがふと言葉になったので、改めて考察ネタに。


「抽象的に」努力目標を言う人は多々いらっしゃるですが。そういう方の大半は「どうすればよいか」という具体的方法論がないまま、とにかく、言い方を悪くすれば「押し付けるように」要求を述べるです。
「具体的に」努力目標を言う人は、きちんと当人のスキルレベルを(ある程度かもしれませんが)考えていたり教育のマイルストーン想定していたりして、言い方をきれいにすれば「導くように」要求を述べるです(それが「言われたほうにとって」実現可能なのかどうかはまた別問題であるとしても)。


入り口の抽象的表現まで否定するつもりはまったくないのですが。抽象的表現を「具象的マイルストーンに噛み砕けない」場合、その抽象的表現は危険である可能性がグググインとあがる気がします。


そういえば。教育でも議論でも、抽象的な部分だけでやると大抵トラぶりますね。
抽象化というスキルが不要だとは思わないのですが。世間で考えられているほど万能チックに便利なのかというと、ぜんぜんそんなことない気がします。