がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

当たり前すぎて意味を失念していない?

温故知新


技術を学ぶ上で、これほどに優れた言葉はなかなか見つからないと思う。
温故知新とは「歴史・思想・古典など昔のことをよく調べ研究し、そこから新しい知識や見解を得ること」。
いつもいつも、勉強の場では言うのだけれども。


どんな技術も。基本的には

  • その技術がないことによって困る「何か」があり
  • その「何か」への解決さくとしてその技術の原型が生まれ
  • その後、多くの人が改良したり改悪したり剪定したり剪定しちゃったりして

現在の技術になるです。
つまり、その技術を知るためには「困っていた“何か”」を知り、それがどのように生まれ、育ったかという「歴史」と、その歴史の背景にある「思想」が不可欠なのです。


新しいものの表層を追いかけて振り回されるのって、疲れませんか?
一度腰をすえて、ちゃんと過去を振り返ってみませんか?
そうしたら、きっと未来って「過去の延長線上にあること」がよくわかりますから。