がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

アバウトに怒るな! 細かく褒めろ!

えと…そのまんまではあるのですが。


多くの、似非上司、偽管理者は、とりあえず「全体をアバウトに眺めた」上で、理由はともあれ表面的に…例えば「理由の如何を問わず*1、スケジュールが遅延している」「どれだけ割り込んだかの量や頻度については気にせず*2、こっちがやって欲しい事をちゃんとやらない」などの状況で、とりあえず「怒ります*3」。
また大抵の場合。状況を冷静に説明して理解を求めようとすると「言い訳をするな!!」というoptionが高確率でついてきます。


こんな事をやらかす上司の下にまともな部下が寄りつくはずもありません。下につかざるを得なければ、後は「可能な限り関係性を持たないように」努力するだけです。


あまり見ない(いないわけではないのですが…どちらかというと希少種であるような…)、ちゃんとした上司、素晴らしい管理者という存在が、居ます。本当に。居るんですったら。
彼らは、きちんと中も裏も見た上で、細かく褒めてきます。「あぁあれだけ途中で仕変があったのにこれくらいの遅れですんだんだね。頑張ったね」など。


結局のところ。上っ面を表面だけ眺めてしかも「自分の感情をすっきりさせるためだけに怒鳴る」ような状況下は上司としてあまり好ましいとは言えず。
一方で、好ましい上司は「部下の現状もその裏にある問題もなんもかんもきちんと見た」上で、適切に褒めあげるですよ。


…とまぁ上に立つひとがどれくらいこのBlogを読んでるかってのはあるんですが(苦笑
もしあなたが上に立ったら。部下の子を「細かく褒めて」みましょう。そのためには部下をしっかりと観察しなくてはいけませんし、でもしっかり観察するということは、例えそれが褒めるに繋がろうが叱る(not 怒る)に繋がろうが、それはあなたのためにも部下のためにもなるんじゃないかと思うんですね。


まず「識る」事。尤も軽視されがちな、でも最も大切な事です。