まぁ平たく申し上げまして、この漫画を読んで知ったのですが。
王様の仕立て屋 31 〜サルト・フィニート〜 (ジャンプコミックスデラックス)
- 作者: 大河原遁
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/07/04
- メディア: コミック
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少し余談を。
この「王様の仕立て屋」ですが。真っ当なエンジニアを目指すんなら、是非にもご一読のほどを。
まごうことなくお勧めです。
大本は、斉の桓公と車輪作りとの寓話。
いくら本を読んでも「それだけじゃだめだよねぇ」っと、本ばかりを読んでいる公に向けて一言「君の読む所のものは古人の糟魄(そうはく)のみ」。
「学びて思わざれば則ち罔」く( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090228/p1 )、「師の跡を求めず、師の求めたるところを求め」( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20100925/p1 )、「我が行いにせずば甲斐なし」( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20110418/p1 )。
書籍は大切ですし、読書すらしないのは論外ですが。
学び取るべきは「その先にある」何かだ、というお話の、また一つ、それを重ねるような言葉でした。
…まぁ穿った見方をすると「いつの時代も、本だけを独学して半可通が生兵法をぶんまわしている」ってことでもあるんでしょうが(苦笑