おいちゃんがよくいう台詞なのですが。
エンジニアは「魔術師」だと思うです。
で…一般的に広く知られている知識とは限らないので、一応、魔術の正確な定義を。
魔術とは意志によって変化をおこす技術である
うちらが起こす変化はある種の具現化です。
つまり「ごにょごにょ出来たらいいなぁな意志を、プログラムという形で具現化する」わけです。
が。
大抵のビジネスにおいて、その「意志」を持つのは、我々ではなく、クライアントです。
つまり「クライアントの意志をできるだけ忠実にくみ取り、然る後に自らの術を用いてプログラムを具現化させる」のがエンジニアです。
さて。
ここにおいて「クライアントの(多くの場合、当人でさえ解っていない)要求/ニーズを引っ張り出して整理整頓してブラッシュアップする」事が、我々の職分にとって如何に「基礎であるか」が解ろうかと思うのですが。
この職分において「コミュニケーションが苦手である」という状況が許されるケースが、果たしてあり得るのでしょうか?
この辺があるからこそ。
…コミュニケーション"スキル"を身につけろ、とは言いません。テクニックは場合によっては問題を孕む事も有りますから、そのあたりには色々と注意が必要ですし。
でも。
コミュニケーションウィル(コミュニケーションしたい、という意志)は、特盛りつゆだくで持ち合わせていただきたいと思うのですが…どんなもんなんですかね?