がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

で、本当のところは

とりあえず
・相手の住所と名前、会社なら屋号は確実に押さえる
・やり取りは常にmailに残す
・「大雑把な見積もり」はやらない。やるんなら前提条件と但し書きを「これでもかってほど」大量に書く
・事前にきちんとした契約を、書面で交わす。これをやらないところとはお付き合いをしないほうが安全
・できれば、その契約が「まともなのかどうか」を弁護士さんあたりに見てもらおう。そのためにも「まともな、倫理観のある」弁護士への人脈は重要だ
・設計とmakeで契約は分ける。設計は準委任契約、makeは請負契約と相性がいい
・変更や追加に関しては「あらかじめ」協議しておく。「書面での変更のみを受け付ける」とかいう契約書を交わそう


護身術はね。
「誰も守ってくれない」から「身に着けざるを得ない」という理由を経て身についていくんだよ… orz

営業て〜くにっくその2

もうちょっと作成原価を落としたい?
OKスティーブ、じゃぁこんなのはどうだい?


まずは普通に発注をするんだ。普通ってのが「どんなのか」はわかるよな?
開発環境は俺たちのほうで用意する必要がある、これもまたポイントだ。
やりとりはメールだけで、名刺交換もしちゃいけない。これも重要だな。できれば「会社じゃなくて個人で発注」のほうがよりベターだ。


で、とりあえず依頼をして作成をさせる。ある程度仕上がったところで、できるだけ大量の「変更要求」をするんだ。短期間にあんまりの変更要求をすると、技術者は困ったことに文句を言い出すんだ。
でもその文句がこのレッスンのポイントだぞ?
二三度、技術者が文句を言ってきた時点で、技術者が「サーバに入れない」ようにして、そのまま技術者をしめだすんだ。以降連絡を取る必要もない。技術者から「どうなってるんだ?」的なメールが来るかもしれないけど、その辺はもうほっといていい。自動振り分けでスパム扱いとかでいいんじゃないかな。
で、別の技術者を探すんだ。その技術者には「前任が逃げ出してしまって、全額支払ったのに途中までのしか残っていないんだ。全額支払って正直予算も底をつきかけているし、一応前任者のソースとかは一式あるから、安い金額であと仕上げてくれないか?」って頼むんだ。
「次の案件は高い金額払うから」っていうにんじんぶらさげておけば、かなりの安値で動いてくれるぞ。


ほら、安上がりだろ?
住所を教えなければ小額訴訟でさえ起こせないから、厄介なクレームもこれで簡単にシャットアウトできるぞ!!
訴訟をおこされても「約束した締切日を過ぎても頼んだのが完了してないから契約は破棄した」で言い訳は足りるしな。「完成」の定義はいつものとおりちゃんと曖昧にしておくんだぞ。


似たような手として「見積もりに必要だからまず設計書を作れ」っていう手もあるな。
その設計書だけをもらって「気に食わなかった」ってことにして。設計書を別の技術者に渡して「設計は出来てるから」って言って値切るんだ。こっちのほうがより安全だし、うまくいけば元の「設計書をかいたエンジニア」を使いつぶさないですむ可能性もあるぞ。


まぁ技術者をひとつ捨てることにはなるけど、技術者なんて掃いて捨てるほどいるから問題ないよな?
時には「少しだけ冒険をして」グっとコストを下げることも大切な工夫だ。
こんな簡単な工夫で、自分の売り上げを上げることができるんだ。やらないほうがおかしいだろ?
早速今日から実践だ!!


以上。
これらはすべてフィクションです。フィクションです。フィクションです。
現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。
自己責任のもと、ここから何を読み取るかは「あなた次第です」。

営業て〜くにっく その1

ハイ、IT業界営業のみんな。
今日はとっても大切な「エンジニアに対する発注の仕方」の勉強をするぞ!!
これを知らないととっても大損をしてしまうから要注意だ。


ポイントは「金額と締め切りは正確に、依頼内容は曖昧に」。
じゃぁレッスン行ってみよう。


まずなによりも必要なのは「急いで見積もりを取ること」。作成物については、出来るだけ大雑把に、抽象的に説明をすること。「大体このサイトと同じような感じで」っていう言い方も有効だね( http://d.hatena.ne.jp/gallu/20090621/p1 )。
あわせて「とりあえずざっっくりでいいから見積もっておいてよ」と、できるだけ"口頭で"伝えておくこと。「会社のほうで早めに稟議をとらなきゃいけなくてさ、ごめんね」とか言っておくとベター。
打ち合わせの時間とかは出来るだけ作らずに、とにかく「曖昧な情報」から「曖昧な見積もり」をもぎ取るんだ。


これで、例えば「ECサイト一式:おいくら万円」とかそんな見積もりをゲトれたら、君の勝利だ!!
なにせこれなら「ECサイトにかかわるんじゃないかと思われる、どんな機能」も、この見積もりの中に入っているはずだからね。カートから会員登録、ポイント機能にメルマガ、決済から財務処理全般から在庫管理から発送管理、場合によっては口コミサイトやクーポンサイト、BlogにCMSSNSくらいまでは全部ぶち込めるぞ!!
実際にどんな機能が必要だったりほしかったりするのか、なんてのは、モノが出来てからゆっくりと追加変更の注文をすればいい。だって見積もりの中に入ってるんだから。うまくいけば複数サイトで必要な分の変更とかまで全部入れることができる。これなら必要原価がグっと下げられるぞ!!


あとはその技術者を大切に、磨耗しきるまでは使い続けよう!! 「生かさず殺さず」ってよく言うだろ?
で、磨耗しきったら使い捨てて次の技術者を探そう。大丈夫、技術者なんて、そこらへんにいくらでも取替えのきくのが転がってるから。
ちょっとだけ注意が必要なのが「下請代金支払遅延等防止法」。でも大丈夫、君の会社の資本金が一千万円未満なら無問題だし、一千万円以上なら「一千万円未満の別会社」を作って、そっちから発注すればクリアできちゃうんだ!!


作成原価さえ下げてしまえば、ちょっとありえないような値引きも出来るし、それはつまり君の営業成績(売り上げ)につながるんだ。
だからそのためにも「出来るだけコストを下げられる」方法は、営業のたしなみとして知っておかないとね!!


以上。
これらはすべてフィクションです。フィクションです。フィクションです。
現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。
自己責任のもと、ここから何を読み取るかは「あなた次第です」。

ある種の感動

元ネタ
プログラマを目指すのに適した時代、適していない時代
http://www.gcd.org/blog/2006/07/83/#comment-78


URIを見ていただくとあるいは予想いただけるとおり、コメント欄です。
感動したコメントはこちら。

昨今の情報が過剰な状況では、筋道立てて何かを学ぶなんて不可能です。というか系統立てて学ぶなんて愚かなことです。
あらゆる分野でコミュニティが確立されていて、何か疑問や問題点があってもそこへポストすれば即座に解決可能です。
こういう時代では、芯の通った骨太で系統的な知識よりも、断片的で、それ自体では応用も利かないようなぽつぽつとした知識を多くもっていることの方が価値があると思います。

えと……………釣り?
ここは「釣られたクマ〜」とか言わなきゃいけないところなんでしょうか???


とりあえず、真面目なところをひとつだけ。

何か疑問や問題点があってもそこへポストすれば即座に解決可能です

「コミュニティというフォース40くらいの精霊がいてその精霊がパワーによって解答を自動で出してくれる」とかってんならまだともかく。
実際に教えてくれているのは「きちんと学んだ、心ある誰かです( http://blogs.itmedia.co.jp/mm21/2010/12/post-ae9f.html )」。


まぁ。
こういう「駄文駄論」をいかに脳内で綺麗に排除して「有益な情報」を見つけ出すか、っていうのは、今必要なスキルのひとつなんでしょうねぇ、と。


…と、このままだと「本文に触れずに」終わってしまいそうなので、少しだけ。
今が「プログラマを目指すのに適しているか否か」と問われると…微妙に困るです。ただ一言だけいうと、今のプログラマは「恵まれている、という不幸」には直面しているような気がするですかねぇ。

宣伝w

言い切ってみましたw
知己に、いわゆる「神|ウィザード|化け物|魔族」級のサーバエンジニアさんがいらっさるのですが。
その方の下で働いてらっしゃる女の子のBlogが、書籍になったようです。
http://co-akuma.directorz.jp/blog/2011/01/amazon%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B%EF%BC%81/


小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる

小悪魔女子大生のサーバエンジニア日記 ――インターネットやサーバのしくみが楽しくわかる


いやまぁ去年から話を聞いていたので、一部には情報をながしていたのですが。
まだ書籍を読んではいませんが「間違いなく」良書だと思われますので、早めにご連絡w


読んだら、また改めて腰をすえてたぶんなにか書きますw

「元技術者(もどき)」がハマりがちな落とし穴

元ネタはこちら。


「技術者」がハマりがちな「優越感」という名の落とし穴 。
http://1yg.net/archives/779


話している内容が「完全に壊れている」わけではないのですが…比較的ありがちな、かつ「わりと面倒な」論旨を含んでいたので。
ちょうど他の件もあってこのあたりに言及しておきたかったので、覚書をかねて。


まずは軽いジャブ。

自分は以前「技術者」という肩書のもと仕事をしていた時期はあるものの「技術」というものを持っているかといえば持ってない。

まぁ「"技術を持っている"っていう状態の定義」も難しくはあるのですが、ただ「お客様に対して売り物にしている」技術を、ここまではっきり「無い」って名言するのも如何なものなのかなぁ、と。
以前もこの方
http://1yg.net/archives/554

自分自身、短期間とはいえ、プログラマ だとか システムエンジニア だとか、肩書きだけもらって仕事をしていた時期がある。


だからといって特技「プログラミング」と言える程得意でも無いし、「プログラミングが出来るか?」と聞かれて素直に「はい」と言えるだけの技術や知識が有るわけでもない。
せいぜいマニュアルを見ながらせこせこ組む事が出来るレベル。

っておっしゃってましたしねぇ…って前提条件があるだけになおのこと。


で…これもまたひとつのパターンなのですが。
「以前少しだけプログラマとかやってたからエンジニア/技術/プログラムのことをオレはわかる!!」っていうのは、わりと危険なテンプレートです。
とりあえず「やったことがある [分厚い壁] 出来る [超分厚い壁] 習熟している」のそれぞれの壁の厚さを、もう少し真摯に考えてみましょう。
まぁそういう意味では、Blog主さんは「僕理解してる!!」という書き方はしていないので、そのあたりはまだ「マシかなぁ」と。


ちなみに…例えばピアノ。「3日間鍵盤に触ってなかったら、それを取り返すのに一週間以上かかる」程度なもんだそうです、ある程度以上上のほうにいくと。
「小さいころピアノを何年か習っていたの〜」との間にある、言葉にするのも面倒な隔たりを感じ取ってください。


閑話休題


なお、以下とりあえずまず「技術者有利な目線」で。後で「身内に辛い」目線が入りますw

例えば、顧客との打ち合わせで、顧客がポロっとこぼした事を拾い上げて「技術者的な見方」から顧客の意見を徹底的に叩きのめすSEとかも稀にいた。

答え。
叩きのめしておかないと後で禍根が残りまくり倒すから。


一定の確率で。「お客様が口を滑らした」内容は、別に滑っているわけじゃなくて「本人的には十二分に重要」だったりすることが多々あります。
ちなみに某営業さんにいわく「口に出して相手が明示的に否定しなければ、それは承諾したものとみなすのが営業です」とのこと(だから、曖昧な相槌も打ってはいけません。はっきりと「Yes」または「No」と答えること…ただ「前提条件付きのYes」は往々にして前提条件が失われて「無条件でYes」にすりかえられちゃいますが orz)。
別ラインだと…「技術的に可能です」と「今回の予算的にincludeできます」は別の話なのですが、「技術的にはどうなんですか?」とか質問をしておいて後で「出来るって言ったんだから予算内でincludeするのは当然です」とか言い放つ営業とか。
さらに別ラインだと「とりあえず参考程度の資料として」って送ってきたExcelを後日「渡したんだから全部見積もりの中で実装するのは当然です!!」とか言い放つとか。
そんなやくざな感覚には付いていけませんが、とはいえ「そーゆー土壌を持っている営業が一定確率以上の割合で存在する」以上、危険な発言は「速やかにつぶしておく」必要があります。
# 上述………全部事実かつ実体験 orz

「技術屋」であっても顧客と接する以上、「接客業」、主張のレベルを超えて「威嚇」するのはどうなんだろう、と思った記憶がある。

相手が「お客様」としての礼儀を踏まえていなければ、相応の威嚇は「護身として不可欠」だと思いますねぇ。

でもまぁ、そういう「必要以上」にプライドが高くて、発火性の高い「技術者」って、組織全体として考えると「マイナス」な印象。
だって、社の内外問わずに、トラブルの原因になりかねないもの。

ここも甘い。逆パターンが存在します。
つまり「お客様の唯々諾々になって、結果として組織の特に工数的な部分でものっそマイナスになる」エンジニア。
「お客様は神様です」は、少なくとも「客側がもってよい理論ではない」んですね。つまるところ契約の受発注である以上、双方は「対等な立場である」のが、当然ながら前提になっているはずなので。
…いやまぁ「対等になってないから下請法とかで法的に救済する必要性がでてきちゃうんだよねぇ」とかいう話はおいておくとして。


なので。必要に応じて「発火」も出来ないようなエンジニア(あるいはもうちょっと本来的には、営業)は、場合によっては「より一層深刻なレベルのトラブルを招きます」。
発火して「そのクライアント切っちゃったほうが」長期視野的にはメリットだったりする可能性も否定できないですしねぇ B-p


で、一番気になるポイントはここ。

技術力が高くてプライドも高くて社内の他の人間を見下すような偏屈な人を雇うくらいなら、技術力が人並でコミュニケーション能力にたけた人を選ぶだろうし。
「技術職」と言っても、やっぱり最も大事なのは「コミュニケーション能力」なのではないかなぁ。と思った。

いち。
まずそもそもとして「技術力が人並」ってどれくらい? 具体的なものさしは?
に。
ちなみにこういった人たちのコミュニケーションっていうのは、正しくは「隷属能力」。平たく書くと「オレの言うことを聞け」。類似品として「僕は勉強していないしするつもりもないしだから理解する意思もないけど理解させろ」とか。その辺は http://d.hatena.ne.jp/gallu/20080112/p1 参照。
まとめて。
ぶっちゃけたところ。技術に暗くてよくわかっていない人ほど「技術なんて"並"程度でよい」「高レベルな技術よりコミュニケーションのほうが大切」っていう論旨を出してきます。
とりあえず意見を展開するのであれば、最低限「人並み、という技術はどの程度をさしていて、なぜその程度の技術があればよいのか」について、証明はできないにしてもせめて持論くらい展開しなきゃねぇ、って思うです。


ついでに言うと、厳密にはこゆ理論展開をしてよいのは「ずば抜けた技術を本人が手に入れてから」。
んと…「学歴なんて関係ない!!」という話があると思うのですが、その発言を「最終学歴が高校卒業の人」が発言をするのと「東大卒業後大学院にいかずに直接助手になっちゃうような人」が発言をするのと、どっちがより説得力がありますか?
相手の土壌に踏み込まずに叫んでいる限り、結局のところそれは「部外者の見当違いなわめき」にしかならないですよ。


んと…総括して。
「経験が無いに等しいほど浅いのにしたり顔でその業界に対するお気軽な発言をしたあと、そのお気軽な発言で実害をこうむりそうな実務レベルの方々に突っ込まれたさいの逃げ方というか言い訳の仕方」としてわりと「テンプレートだなぁ」って思ったので取り上げてみました。


で、身内への辛口発言。
いち。
「お客様への説明をちゃんとしようね」の前に「ちゃんとお客様に説明できる程度に、基礎から応用までをちゃんと理解しておきましょうね」。説明は「しない」ものではあっても「できない」のはまずいんですから。
に。
お客様への威嚇は「営業に、一声かけて、締め上げて」から。宣戦布告は大切なお作法です B-p
さん。
笑顔と言葉遣いくらいは覚えましょう。「慇懃無礼」って単語をまずはググるところから。エンジニアなら「感情を発散させる」ことよりも「より的確な打撃」へのロジックを冷静に組み立てる、くらいの芸は持ちましょう。


番外編。
可能なら、いきなりストレートを繰り出す前にまずは「仕込み針」から。うまくいけば相手が危険を察知してくれますし、そうでない場合はのちのストレートパンチの威力が増しますから B-p


…内容が黒いw

巨人の肩の上に立つ

元々は英語で「 Standing on the shoulders of giants 」というんだそうですが。
きっとどの業種もそうなんでしょうが、エンジニアたるもの間違いなく全員「偉大なる先人たちの肩の上に、立つや立たざるや」ってもんなんじゃないかなぁ、って思うです。


一方では。
偉大なる先人たちの知恵を学ぶことを忘れずに、謙虚でありたいなぁ、と思いますし。


また一方では。
願わくば自分もまた、未来の子たちにとって「偉大じゃないけど先人の一人だよねぇ」程度にはいってもらえるだけの「なにか」をぶち立てたいなぁ、って思うわけです。


ま。
とりあえずまずは「偉大なる巨人の肩の上までよじのぼる」のが先ですかねぇ B-p