がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

営業て〜くにっくその2

もうちょっと作成原価を落としたい?
OKスティーブ、じゃぁこんなのはどうだい?


まずは普通に発注をするんだ。普通ってのが「どんなのか」はわかるよな?
開発環境は俺たちのほうで用意する必要がある、これもまたポイントだ。
やりとりはメールだけで、名刺交換もしちゃいけない。これも重要だな。できれば「会社じゃなくて個人で発注」のほうがよりベターだ。


で、とりあえず依頼をして作成をさせる。ある程度仕上がったところで、できるだけ大量の「変更要求」をするんだ。短期間にあんまりの変更要求をすると、技術者は困ったことに文句を言い出すんだ。
でもその文句がこのレッスンのポイントだぞ?
二三度、技術者が文句を言ってきた時点で、技術者が「サーバに入れない」ようにして、そのまま技術者をしめだすんだ。以降連絡を取る必要もない。技術者から「どうなってるんだ?」的なメールが来るかもしれないけど、その辺はもうほっといていい。自動振り分けでスパム扱いとかでいいんじゃないかな。
で、別の技術者を探すんだ。その技術者には「前任が逃げ出してしまって、全額支払ったのに途中までのしか残っていないんだ。全額支払って正直予算も底をつきかけているし、一応前任者のソースとかは一式あるから、安い金額であと仕上げてくれないか?」って頼むんだ。
「次の案件は高い金額払うから」っていうにんじんぶらさげておけば、かなりの安値で動いてくれるぞ。


ほら、安上がりだろ?
住所を教えなければ小額訴訟でさえ起こせないから、厄介なクレームもこれで簡単にシャットアウトできるぞ!!
訴訟をおこされても「約束した締切日を過ぎても頼んだのが完了してないから契約は破棄した」で言い訳は足りるしな。「完成」の定義はいつものとおりちゃんと曖昧にしておくんだぞ。


似たような手として「見積もりに必要だからまず設計書を作れ」っていう手もあるな。
その設計書だけをもらって「気に食わなかった」ってことにして。設計書を別の技術者に渡して「設計は出来てるから」って言って値切るんだ。こっちのほうがより安全だし、うまくいけば元の「設計書をかいたエンジニア」を使いつぶさないですむ可能性もあるぞ。


まぁ技術者をひとつ捨てることにはなるけど、技術者なんて掃いて捨てるほどいるから問題ないよな?
時には「少しだけ冒険をして」グっとコストを下げることも大切な工夫だ。
こんな簡単な工夫で、自分の売り上げを上げることができるんだ。やらないほうがおかしいだろ?
早速今日から実践だ!!


以上。
これらはすべてフィクションです。フィクションです。フィクションです。
現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。現実にやられたわけではありません。
自己責任のもと、ここから何を読み取るかは「あなた次第です」。