がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

草主人従

元々は「森羅万象自然が主人で人間はそれに従う、という考え方です。
私はここに、いくつかの違う観点をあわせて連想しています。


まず。自然に逆らっても意味がない、自然に敬意を払う、という意味合いです。
ここから、私は「もっと自然とか季節とかに敏感になろう」という思想を感じています。
四季折々を楽しむのはとても大切だと思っています。


そうしてもう一つは「人間が全てを支配しているわけではない」「自分たちは生きてるのではなくて生かされている」という考え方です。
そこから「お陰様」なんていう言葉に繋がるのですが。
受けているはずの恩恵を「見ないふり気付かないふり」をして傍若無人に振る舞うのは、果たして如何なものなのでしょうか?


人は、自分は、常に主ではなく従の関係性にあること。
そんな謙虚な気持ちを思い起こさせてくれる江戸しぐさだと、私は思っています。