がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

名言山盛り

プロフェッショナルたちの脳活用法 (生活人新書)

プロフェッショナルたちの脳活用法 (生活人新書)

からの名言のかずかす。

P174

自分に合う仕事なんかないですよ。自分が仕事に合わせなきゃいけないでしょう。

んむり。
浅瀬だけ囓って「自分には向いてない」とか言われても、ただの甘えと怠けにしか聞こえない。


P179

これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

如何に楽しめるか。如何に楽しむべく努力をするか。
受動的に「楽しいかなぁ」じゃなくて、能動的に「どうやったら楽しめるだろう」と、そういう発想が大切だと思う。


P198

当たり前の足というものはない

あまりにも当然の、誰も気付いていない事。
「普通のシステム」とか「一般的には」とか「常識」とか。使ってません? その系の台詞。


P199

専門性を高めるということは、単に仕事を分割していくのとは違う気がします。
小さく小さく切り取ってしまうと、本当にしなくてはならないことがみえなくなってしまうのではないでしょうか。

御意。


P205

不易流行

この言葉に関しては、こちらがよい解説を書いてますね。
http://svrrd2.niad.ac.jp/faculty/ogiue/essay/math.html

「不易流行」:松尾芭蕉が『奥の細道』の旅の間に体得した概念です。「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」即ち「不変の真理を知らなければ基礎が確立せず、変化を知らなければ新たな進展がない」、しかも「その本は一つなり」即ち「両者の根本は一つ」であるというものです。「不易」は変わらないこと、即ちどんなに世の中が変化し状況が変わっても絶対に変わらないもの、変えてはいけないものということで、「不変の真理」を意味します。逆に、「流行」は変わるもの、社会や状況の変化に従ってどんどん変わっていくもの、あるいは変えていかなければならないもののことです。「不易流行」は俳諧に対して説かれた概念ですが、学問や文化や人間形成にもそのまま当てはめることができます。

根っこがしっかりしているからこそ変化に耐えられる。
頑なに守るのは、弱いからです。違う?


P213

しかみ像

徳川の家康公が。ある戦において、それこそ「馬上で失禁はするわ、脱糞するわで浜松城に逃げ帰った」時の絵、だそうです。
自分の弱さを正面から見据え、見続ける「強さ」がそこにあるような気がしてなりません。


いや…改めて。
良書です。