がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

「裏側」とかその系統

このシリーズ(WEB+DB PRESSプラスシリーズ) 、おしなべて面白いのですが。
朝、手近にあったのを4冊、とりあえずw


Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界

Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

Googleを支える技術 ?巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)

そうは言ってもずば抜けて面白いのがこれ。
分散系とか、かなり興味深いです。


Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)

これもまた。
ところで、CORBAとかSOAPとか、すげぇ懐かしいんですがw


[Web開発者のための]大規模サービス技術入門 ―データ構造、メモリ、OS、DB、サーバ/インフラ

大規模も、最近めっきり「日常化」している気が(苦笑


オンラインゲームを支える技術  −−壮大なプレイ空間の舞台裏

オンラインゲームを支える技術  ??壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)

オンラインゲームを支える技術  ??壮大なプレイ空間の舞台裏 (WEB+DB PRESS plus)

冷静に考えると、かなりハードな要求だよなぁ。


さて…前期が終わりましたので、割と穏当な書籍の紹介もここで終了。
後期は、ちょいと「こゆい」ラインナップでお送りする予定です(笑

プロジェクトマネジメント

色々とあるのですが、とりあえず「基本的な手法」くらいは把握しておきたいよねぇ、ということで、2種。


世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】

世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】

世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント【第3版】

  • 作者: G.マイケルキャンベル,サニーベーカー,G.Michael Campbell,Sunny Baker,中嶋秀隆
  • 出版社/メーカー: 総合法令出版
  • 発売日: 2011/07/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 10人 クリック: 65回
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世界一かどうかは知りませんが、非常に分かりやすい、ってところまでは同意です。

「別段、ITに限らない」プロジェクトマネジメント全般のお話なので。
翻って「IT開発のプロジェクトマネジメントに必要なこと」が、色々と透けて見えてきたりします。


マンガでわかるプロジェクトマネジメント

マンガでわかるプロジェクトマネジメント

マンガでわかるプロジェクトマネジメント


最近、この手の「マンガで分かる」シリーズが結構侮れないなぁと思っているのですが、この本も、簡単ながら、侮れません。
こちらは「ゲーム開発」前提なので、ITプロジェクトの学習の入り口としてはとてもよいかもしれないですね。

読書の仕方

読書読書言ってるので、夏休み前の最後の紹介は「読書」にまつわる2冊。


乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ


外山 滋比古さんという方は多分「化け物」級の知識人な方なので、他の書籍も読むと面白いのですが、今回は読書なんで、この本を。
もう一冊


読書の技法


こちらは、読書の仕方を3種類に分けた上での説明なので、これはこれで面白い。
ちなみに、この2冊を読んだ上で「何読もう?」ってなった時に


「知的野蛮人」になるための本棚


を紐解いてみるのも面白いか、と。


書籍なんてのは所詮「古人の糟粕」ではありますが。
それでも、酒粕にだって栄養は沢山ありますし、実際に「対面でないと受け取れない知識」を受け取れるようにする前座としての書籍には、大きく意味があるので。


なんだかんだ、読書は重要だと思われます。

インフラのちょっと面白い話

少し「面白い」系の本を2冊。


インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―

インターネットのカタチ―もろさが織り成す粘り強い世界―


「コンピュータの世界って白と黒だけだよね」とかいう話があんまり通用しない、リアルで割と生々しくて面白い「The Internet」の世界の入り口に立てる、多分、一番面白い本。
これを見ると、インフラってのが「面白く」感じれる…かも、しれない(笑


ジョークなしでインターネット技術は語れない!―ジョークRFCの本

ジョークなしでインターネット技術は語れない!―ジョークRFCの本

ジョークなしでインターネット技術は語れない!―ジョークRFCの本


ジョークRFCは心のオアシスです!
HTCPCPが、個人的には今でも一番のお好み!


高い技術で「遊ぶ」ってのを覚えると、技術の世界が面白くなるんじゃないかなぁ、って思うんですが、どうなんですかね?

「明文」の書き方

「思ってるから書いてないけど伝わって当然」とかいうクズい話はともかくとして*1
「誤解の余地のある文章」ってのは色々あるわけでして、その辺を「できうる限り、なくす努力をする」ための2冊です。


ザ・テクニカルライティング―ビジネス・技術文章を書くためのツール

ザ・テクニカルライティング―ビジネス・技術文章を書くためのツール

ザ・テクニカルライティング―ビジネス・技術文章を書くためのツール


元々は、友人から勧められて、気に入って手に入れた本です。
興味深くて読みやすくてよい本なのですが…なんで家に3冊あるのかが、微妙に不明(苦笑


明文術 伝わる日本語の書きかた

明文術 伝わる日本語の書きかた

明文術 伝わる日本語の書きかた


偶然書店で見つけて購入した1冊。
こちらも読みやすく、「技術より」のみの内容でもないので、色々と参考と勉強になります。

*1:………困ったことに、実話 orz

失敗学

追記
むぅ下書きに入れっぱなしだったお orz
アップしたのが6/26ってのは内緒話に属するお話だw
</追記
「過ちて改めざる 是を過ちと謂う」ってなわけで、この2冊。


「超」入門-失敗の本質

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ


いや元になってる「失敗の本質」を読んでもいいのですが歯ごたえがありすぎて(苦笑
一応念のために書いて置くと。
「史実&その考察」が、正のかどうか、は、わからんです(単純においちゃんが検証をしていない)。
ただ、一つの「失敗について学ぶお話」として、とても面白いので。一読はしても損のないブツなんじゃないかなぁ、と思うです。


で、もう一つがこちら。


失敗学 (図解雑学)

失敗学 (図解雑学)

失敗学 (図解雑学)


ある意味こっちが本命。
いやこの本でなくてもいいので「失敗学」を学んでおくと良くて、この本は「図が沢山」なので、割と読みやすいかなぁ、ってな感じでございます。


大体において「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」でございます。
勿論「こっちがちょっとくらいミスをして」も、大抵は「相手がもっとミスをしてくれている」から勝てたりするもんなのですが、どこかで「相手がカイゼンを始めた」瞬間、いきなり優位がひっくり返ってびっくり仰天でございます。


真逆の書籍に「成功譚」ってものがありまして所謂武勇伝とか自慢話の類いでございますが、ぶっちゃけ「同じ事をやって同じように成功するとかまずあり得ない」ですここ重要なんでメモって下さい。
娯楽的読み物としては、気持ちよいですし面白いんですけどねぇ。
「俺もこれで成功してやる!」とかってやると、まぁ確実に外します。


なので。
確かになかなか直視しにくいものはありますが、とはいえ「転んでも ただで起きたら 貧乏人」ってな格言もございます*1
自分の失敗もそうですが、「他人の失敗」で学べるんだとしたら、色々と便利だしぶっちゃけ「被害が少ないんで楽」でございまするが故に。


たまには「失敗学」なんてのもどうかなぁ、と思いまして、今日はこの2冊。

*1: (C)リナ=インバース

マネジメント系

マネジメントといえば、言わずと知れたドラッカー
この5冊を紹介しました(…本当は、1冊、持って行き忘れたのですが(苦笑))。


実践するドラッカー【思考編】

実践するドラッカー【思考編】

実践するドラッカー【行動編】

実践するドラッカー【行動編】

実践するドラッカー【チーム編】

実践するドラッカー【チーム編】

実践するドラッカー【事業編】

実践するドラッカー【事業編】

実践するドラッカー 利益とは何か

実践するドラッカー 利益とは何か


ドラッカー本人が書かれたものも沢山素晴らしいと思うのですが…初手にいきなり読むと、遭難の危険が高いのでw
そこそこ歯ごたえがあり、且つ読みやすくて、ってなあたりでこの辺を選んでみました。


マネジメントは、まず何よりも「自分自身に対して」行うモンだ、と思っています。
他人をどうこう考える前に、まず「自分自身を」しっかりとマネジメント出来るスキルが欲しいものです。


…えぇ山盛りの自戒を込めて(笑