gallu’s blog

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

禁じ手にして乱用される手

元ネタ。
[見積もり編]値切ってはいけない
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080528/304532/

システム開発プロジェクトで協力企業と見積もり交渉をする際に,安易に値切ろうとするプロジェクト・マネージャ(PM)がいる。気持ちは分からないではないが,システム開発プロジェクトである。スーパーマーケットで野菜の値段を値切るのとは訳が違う。このことを正しく認識し理解しておかないと,安くはなったが結果として大きな損失を被る可能性を秘めている。

禁じ手です。んでもって「散見され乱用される手」でもあります。


ちなみに記事の内容は。エンジニアたる自分的には「はしたないにもほどがあろうに」というほどに下品に見える。

Aさんの提示してきた金額は,Y社提示額の約半額だった。Aさんは,まず低い額を提示し,徐々に相手に譲歩する形で値段を上げて最終的に2割引(俗に言う八掛け)程度にまとめるつもりだった。

「腹を探り合うのもお仕事のうち」なあきんどさん同士ならまだいいんでしょうがね。…あんまりよくないけど。
っつか「見積もった金額の根拠とか正当性とか」ってのをどれくらい真摯にとらえてるんでしょうか?
挙げ句

入札価格から15%引きの価格を指値として指示したのだった。

ってあなた…。


まぁ。こゆことするから技術の側としても

「今回,画面の応答速度については要件定義書で指示されていませんし,基本設計書にも記載がありません。応答速度に関する協議には応じかねます。指摘された画面についても,仕様書通りの作りです。変更するのであれば,別途変更要求として有償で対応させていただきます」。

なんていう風に態度が硬化するんですよね。


で。ポイントは、ここ。

理由無く値切られた結果に対して,そのままを受け入れて黙って言うことを聞くベンダーは無いと考えた方がよい。なぜならば,会社が仕事を請け負う第一の目的は,その仕事から適切な利益を出すことであり,利益を度外視してまで仕事を行う必要はないからだ。
そうであるにもかかわらず,値切られたらどうするか。値切りに対しては表だって条件を変更しにくい。そこで,発注者に分からない(分かりにくい)形で価格を下げるケースがある(表)。受注側が企業努力などにより原価削減するのであればよいが,そうでない場合には後々プロジェクトに影響がでてくる部分を削減する傾向にある。

うんこんなもん。


値切ったら「どこかにしわ寄せがくる」ことくらいわかろうってモンだと思うんですがねぇ…不思議とそれでも「無茶な値切りをしてくる営業さん」ってのは少なからずいらっしゃるわけで。
いつもながら謎でございます。