がるの健忘録

エンジニアでゲーマーで講師で占い師なおいちゃんのブログです。

プロとアマの差異

前に、占いのときにも話をしていたのですが…最近、エンジニア系のお仕事でも感じたり聞かれたりするので、ちと。


問い:
プロフェッショナルと「技術力がめっちゃ高いアマチュア」の差異はどこにあるのか?


答え:
バトンの受け取り方、渡し方を知っているか、丁寧であるか、そこに意識をはらっているか。
それともそこに意識がないか、乱雑であるか、そこに意識をはらわないか。
の差異である。


噛み砕きまして。
技術力、という点については。ぶっちゃけ「プロ」と「高い技術力のアマチュア」との間に、あんまり差異とかないです。
っつか下手すると「プロのほうが低い」事もあるのですが、それはそれで「ど〜なのよ」って思うので。
「一流とはとは努力学習を"してしまう"ものである」というあたりを念頭に置きつつ「概ね等しい」と仮定します。


ふつ〜は「プロだからすごい」とか言われると思うのですが、実際には「別にプロだからといってすごくないというかアマチュアにもすごい人はいる」わけで。
んじゃ、どこが「プロとアマとを隔てるライン」なのでしょうか?


お仕事とは。ある角度から見ると「他の人の成果を受け取り、自分の成果をそこにつけたし、誰かにその成果を渡す」という連綿とした流れになります。
この辺は、興味があったらドラッガーの書籍を数冊程度熟読してください。割とあちこちに書いてありますんで。


そう、こここそが「プロとアマを分け隔てるところ」だと、おいちゃんは認識をしております。
他の人からのバトンを「丁寧に受け取り」、次の人に「丁寧にバトンを渡す」。
それが出来てこそのプロであり、お仕事であり、ビジネスなんじゃないでしょうか?


相手が何をしたいのかを丁寧にヒアリングし、質問し、場合によっては提案をし。
「プログラムを何行書いた」とか「こんな難易度の高い技術力を用いた」ではなくて「この機能が相手にとってどんな風に役立つのか」を基準にした開発をし。


そんな「相手から受け取り」「相手に渡すこと」を前提にした思考がもてるかもてないか、が、大事なんじゃないかなぁ、と。
最近…でもないのですが、そんな風に考えています。